LTタイヤの空気圧は、公式には「純正タイヤの指定空気圧時の加重指数を下回らないこと」が基本とされています。貴兄のクルマがトライトンだと仮定すると、純正 265/60R18 110H の 指定空気圧 230kPa時の 加重指数 は 1035kg です。 ここから、ホイールをインチダウンして 265/65R17 を履かせるとしましょう。横浜ゴムのサイトを検索してください。「ハイフローテーションタイヤやLTサイズタイヤに交換した場合の適正空気圧は？」というサイトです。 貴兄の希望サイズを検索すると、350kPa時の加重指数が1030kgと出るはずです。ですのでおおむね350kPaでいいのでは？ と思われます。厳密にいうと「350〜400kPa」なので、タイヤショップからはそう言われるかも知れません。 純正タイヤでも乗る人の好みによって指定空気圧から少しだけ上げたり下げたりする方はいらっしゃるわけで、同じことがLTタイヤにも言えると思います。でも、メーカーやタイヤショップが計算上推奨される空気圧を下回る値でお勧めしてくることはないでしょう。何かあった時に責任がとれないからだと思います。ただ、抜き気味にしたほうが乗り心地はよくなると思います。 最終的にどの空気圧にするかは、自分の使い方や荷物の量、走らせ方を良く知っている主さんご自身でご判断されるのがいいと思います。

@@japan4x478 有難う御座います。

貴兄の場合、タイヤ屋さんのアドバイスはやはり 250kPaになると思います。ジムニーシエラの純正サイズは 195/80R15 96S、指定空気圧は、前180kPa／後180kPa。180kPa時の負荷能力は600kgです。この負荷能力値を下回らないようにする、というのがタイヤ交換時の「お約束」です。 横浜ゴムのサイトに「ハイフローテーションタイヤやLTサイズタイヤに交換した場合の適正空気圧は？」というWebページがあるので、そこで貴兄のタイヤサイズ「LT215/75R15」を探してみてください。タイヤ空気圧250kPaの時、負荷能力が625kgと表示されます。純正タイヤの指定空気圧時の負荷能力「600kg」を越えているのでOKという判断になります。 正確にはロードインデックスの数値が違いますが（貴兄のタイヤは106、横浜ゴムサイトのタイヤは100）、LTタイヤの場合、サイズ別、ロードインデックス別、空気圧別の負荷能力一覧表など、望んでも入手できません。 お気づきの通り、主さんのクルマは1輪あたり600kgの純正タイヤ負荷能力に対して、625kgを確保しているわけですから、もう少し下げられるのでは、と考えるのが自然です。どこまで下げるかは、車両の管理者たる主さん個人の責任で行えばいいと思います。 Web記事に「タイヤ交換時 ジムニーの適正空気圧は？「LT規格」について詳しく解説します」というものがあります。かなり詳しく、そして珍しくLTタイヤの空気圧について「本音」で書かれています。もしかしたら参考になるかもしれません。でも全ては主さん個人の責任において、です。

@@japan4x478 詳しいご説明ありがとうございます。 乗り心地や足回りのゴムブッシュ等への衝撃劣化を考えると‥少ない空気圧で良ければそれに越したことないかなと思ってますが、高い空気圧にはそれなりの理由があるんでしょうから言われた通りにします。 長い文面の返信ありがとうございました。

@@Gan-and-Kotetu 私も主さんと同じです。LTタイヤの空気圧に悩むユーザーのひとりです。件のWeb記事に「タイヤメーカーさんはコンプライアンス的な問題で規格を破るような内圧を公式に推奨できない」とありましたね。私達オーナー同士の情報交換もきっと大切なのだなあ、と思います。ご丁寧に、ありがとうございました。