さすがです。私が昔読んだ時には、seduceとhurryの後ろの省略部分が見抜けず、自動詞として読もうとして無駄に複雑な解釈を考えた記憶があります。seduceは自動詞用法はないはずですが、昔の英文では他動詞の目的語が省略されることがあるようですね。 現代でも目的語の省略はレシピや説明書で(例 "Knead the dough and leave in a warm place to rise."の"leave=leave the dough)やSNSのメッセージなどの一部の書き言葉で見られるようです。
25:30 このwhatは関係形容詞で、「先行詞を含む関係代名詞のwhat」が名詞と合体して[what advantages] are obtained 「得られた[優位な点]」となります。 これだけだと意味が分からないと思いますが、"what <名詞句>"には1.「(関係詞節の内容が当てはまる)どんな<名詞句>でも」2. 「わずかだけれども」2. というニュアンスがあります。 I will give you what money I have は、「『私が持っているお金』をあげる」という意味ではなく、「私が持っている(なけなしの)お金はいくらでもあげよう」という意味になります。 What advantages are obtainedには、1.「得られた優位な点は『どんなものであっても」」という意味と、そのような優位な点が「わずかである」というニュアンスがあります。 チェッカーのルールはシンプルですから、チェスのように不注意によって相手の優位にたつという展開は少なくなります。つまり、チェスと比べて、お互いが相手の優位にたつ機会は少ないといえます。
such A as Vの意味についての説明は正しいと思いますが、such exercises as call his muscles into actionのところは、正確に言うとasが(先行詞付きの)関係代名詞的な役割をしています。現代英文法講義などの教科書でも説明されていたと思います。 関係代名詞的な用法であることの一つの傍証として、一部の方言ではこうしたasの後にwhatが挿入されることがあります。 varieng.helsinki.fi/series/volumes/04/chapter7_5.html