SK art&music は芸術と音楽により、人々に感動や喜びをもたらす機会を提供することを目的とし、地域文化の振興を目指しています。人口が少ない地方においては、本格的な芸術文化に触れる機会は少なく、日常の中で気軽に芸術文化に親しむことも限られています。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響が特に過疎地域において、人々の芸術に接する機会の減少に拍車をかけています。全ての人々が居住地に左右されることなく、芸術や音楽を鑑賞し参加できる環境を整えていくことを理想とし活動しています。

　当団体代表及び指揮者として精力的に活動する齊藤一郎は、１９９７年に大阪センチュリー交響楽団でデビューして以降、国内外のプロオーケストラで５００を超える公演数に登壇した実績を誇る。また出身地である福井県大野市より「越前おおのブランド大使」に任命され、市のイメージアップ活動にも積極的に携わっている。
　２０２０年度「文化芸術活動の継続支援事業」個人IDの採択実績も保有し、その助成金で２０２０年１０月に大野市文化会館にて寺田弦楽四重奏団と共に室内楽名曲コンサートを開催した（SK art&music 主催）。コロナ禍の中、文化芸術に触れることが少なかった人々に至福のひと時を与えた。