公益財団法人馬事文化財団は、馬にかかわる文化の普及と競馬の健全な発展の基盤の形成に資することを目的として昭和51年4月に設立されました。
我が国初の本格的な洋式競馬場とされる根岸競馬場の跡地に設置した「馬の博物館」および「ポニーセンター」、JRA東京競馬場内にある「JRA競馬博物館」、東京・新橋と大阪・梅田にある競馬の情報発信スペース「Gate J.」の管理運営を行っております。

馬が日本にわたってきたのは4～5世紀頃と考えられていますが、以来、軍馬、農業の担い手、移動手段など、日本人と馬とは生活において密接に関わってきました。当財団では、こうした馬と人との関わりの中で生まれた日本人の馬文化をご紹介するとともに、馬にふれあっていただくことで馬についての理解を深め、ひいては生き物の大切さを感じていただきたいと考えております。また、日本中央競馬会における文化事業を担う役割として、馬と人との絆によって生まれた競馬の魅力について伝えていきます。

このような活動の中で、より多くの方々に馬文化にふれていただく機会として、このたび「馬事文化財団動画チャンネル」を開設いたしました。
このチャンネルでは、馬の博物館・JRA競馬博物館が毎年行う特別展や企画展を中心に、当財団が所蔵する馬に関する資料をご紹介するグリーンチャンネル番組「悠久の馬」シリーズや、ポニーセンターの馬についてのご紹介、また各施設で行うイベントの様子を公開するなどのコンテンツをご用意します。

これを機に、馬と競馬について、また馬の博物館や競馬博物館、Gate J. へ訪れていただく機会としていただければ幸いです。