今から約15万年前、現在の「関東平野」は「古東京湾」と呼ばれる海の底であった。氷河期に入ると海岸線が後退、市川市域に人が住み始めたのは、今から約2万年前といわれている。約3千年前に海退が始まり「市川砂州」が発達すると、後背湿地としての入江ができた。砂州上には黒松が分布し、現在でも市街地に独特の景観を生み出している。奈良時代に入ると、律令制のもとで仏教を根幹に据えた国づくりが進められ、「下総国府」と「下総国分寺」が設置された。その後、奈良時代の僧・行基によって開刹された「求法寺」(現「真間山弘法寺」)や、鎌倉仏教を代表する僧・日蓮に帰依した領主によって開かれた「法華経寺」などが建立された。これらの寺院は信者たちを全国から集め、今日の市川が発展する礎となっていった。
昔の写真から、街の歴史をひもとき、なりたちや変遷をたどる「このまちアーカイブス」の市川・浦安編。詳細はWEBページで!
smtrc.jp/town-archives/city/i...
#市川 #浦安 #千葉街道 #下総国府 #下総国分寺 #手児奈の伝説 #総武鉄道会社 #東京医科歯科大学 #昔の写真 #三井住友トラスト不動産
4 май 2022