「影に雪解け」 

1年ぶりの新曲です。
cataclecoさんの素敵な歌詞に触発され、季節感が感じられる音楽を目指しました。
イラストはるいちりんさん、動画はおととPさんに依頼し、さらに魅力あふれる作品に仕上げました。
そしてエレキギターとエレキベースを始めたて生音で録音にもチャレンジしています。
音楽：hagihagi x.com/hagihagi
作詞：catacleco x.com/CataclecoT
イラスト：るいちりん x.com/chirin_i...
動画：おととP x.com/amu_vo_m...
「影に雪解け」
影に降る追憶を掬えば
砂になる時は落ち流れて
すれ違う無彩色
空はアッシュグレイ
朝に沁むこもれびを願えば
突き刺さる痛みさえ忘れて
朽ちていくその前に
咲き誇れ世界よ
棄てられたのは仄暗い冬
つま先に触れたのは魂の声
終わる　果てる　未だに繰り返す
ボクら此処で　此処で縋り歌う
届け　届け　慟哭の最奥に
旅路に光を
燃える　吼える　歪に煩わす
ボクら何処で　何処で夢をみてる
雪どけの陽はこの手のなかに
風を受け羽が舞う路地裏
振り向けば懐かしい雨音
微笑みに逢いにいく
待ち焦がれたキミへ
白昼の瞳へと刻んだ
映りこむ虚さえ消し去り
示されたこの痕を
赦さない世界よ
絆されていく見据えた未来
真っ直ぐに爆ぜていく生命の粋(すい)
穿つ　唸る　骸を抱きしめて
キミが求め　キミが探し叫ぶ
攫え　暴け　唐突な真実を
それでも逃げずに
想い遂げる　無垢には戻れない
ボクら何も　何にもなれなくて
鈍色の陽をまた貫いた
染まる　揺らぐ　背中のひだまりが
ボクを此処に　此処に繋ぎ止める
甘く　甘く　惑わせた其れは過去
影から踏み出す
共に　友と　永遠を選び抜いた
ボクは明日を掴む　キミの道標
雪どけ向かう世界に歌え