斎王とは天皇が即位するたびに選ばれて伊勢神宮に仕えた斎王(いつきのひめみこ)の宮殿と、彼女に仕えた官人たちの役所である斎宮寮を指す言葉です。
斎王は未婚の内親王や女王から占いで定められ、 宮中の初斎院や野宮などで足掛け3年間の潔斎生活の後、 斎宮へ旅立ちます。 群行と呼ばれたこの旅は、平安時代には近江から鈴鹿の山々を越え伊勢国に至る5泊6日の旅でした。 7世紀後半に天武天皇により定められたこの斎王制度は、 およそ660年間続き、 斎王は9~10世紀にかけて隆盛を極めた後、14世紀の半ば、南北朝の動乱のうちに、その姿を消したのでした。
貴族の邸宅(寝殿造)を模した伝統的工法による木造建築の施設、 いつきのみや歴史体験館があり、 平安時代の生活を体験することができます。
また、 史跡斎宮跡を1/10に 縮小した模型などを設置した斎宮跡歴史ロマン広場があります。
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19 сен 2024