野生のニホンザルと触れ合える小豆島の銚子渓(ちょうしけい)「お猿の国」に異変です。
エサが、ある珍客に奪われているのです。その相手というのは、イノシシです。
約500匹のニホンザルが暮らす香川県土庄町の銚子渓にあるお猿の国です。
冷え込みが厳しくなる時期には、群れで身を寄せ合い身体を暖めあういわゆる『サル団子』の姿が見られます。いつもの平和な光景ですが、今は、いつもと違う事態がサルたちを悩ませています。
サル
「ギャーギャー」
リポート
「あっいましたイノシシいました。イノシシいましたいました。木が生い茂った山の方からイノシシが2頭下りてきました」
『お猿の国』に現れたのはこの年の干支、イノシシです。これまでにも目撃されていましたが、2019年の主役は自分だと言わんばかりに2018年末ごろからエサを横取りし始めました。親子とみられ、多いときは5頭現れます。
職員
「サルにエサをやりましたらご相伴にあずかろうとやってくる。イノシシの方が強いんでしょスピードがあって走るでしょ。ですから自分達のがのきます」
海を泳ぐイノシシです。小豆島から別の場所へ移動していると見られ、島でエサが減っていることがうかがえます。「お猿の国」では必死で威嚇するサルたちの声にも我関せず。餌に向かってまさに猪突猛進です。
「しかも…シカも」
さらに野生のシカも現れてエサを食べています。人への危害などは、無いということですが、『お猿の国』で繰り広げられるサル、シカ、イノシシの群雄割拠の覇権争いはしばらく続きそうです。
(2019年1月放送)
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2 окт 2024