『ABARTH 695 BIPOSTO』サーキットインプレッション 

ロードスターやスイフトが190馬力で1000ｋｇ未満だとすごい値段になりそうですねｗ500万は超えそう、でもスズキには（Ｘ704）隼の直4自然吸気1400ｃｃ200馬力のエンジンがありますね、スズキは実現できそう。

現在のスイスポに搭載されているK14Cエンジンは元々エクスードからハイオク仕様に変更されて移植されたものです。 点火・過給制御を全てチューニングされているので、相応のスペック以上を発揮するにもハイオクでなければそのセッティングは出ません。 今のスイスポがダウンサイジングにしたおかげで、ターボ車定番のラグを殺し、なおかつ重量を抑えてトルクとウェイトレシオを確保してエンジンのマージンも取れました。 41kg強のトルクウェイトレシオがしょぼいスペックだとすれば、世の大半のスポーツカーはしょぼいってことにもなります。 そうかんがえると、結局のところ購入価格からしても妥当だとおもいます。 ロードスターも同様で高い熱効率を発揮させるためにレースカー級の圧縮比を実現しているスカイアクティブエンジンであるからこそのハイオク仕様であって、これらは表面上のスペックが補うものではありません。 なのでどちらもオクタンの低いレギュラーでどうにかなるものではありません。 スイスポは既にチューニングメーカーから200PSを実現できるタービンやセッティングが出始めていますが、そうなると5kg以下のパワー、30kg強のトルクウェイトレシオを扱えるユーザーはごく一部に限られるので現実味もありません。 そう考えると、695ビポストでもそれ相応の現実味も無い、かつ異常なレーシングスペックを備えた究極の車となります。 自分位の変態的かつ危険度の高いこだわりが無い限り、自分なら国産でチューニングメーカーに頼ります。 個人的にはノーマルよりワイド化されたボディのスイスポはあまり気に入らないし、極端なロールオーバーの大きいロードスターにもあまり興味がありません。（悪い車って訳じゃありませんが） ヴィッツGRMNは相応に感じましたが、1.8Lなのでまだ大きいのと熟成感の無いリアトーションサスもイマイチ。 ルノーやミニもありますが、アバルトの魅力の方が大きく感じます。 軽く速いスイスポのスズキも、高圧縮のマツダも、双方頑張ってるなとは感じますが、やはり国産はあまり魅力を感じません。 この動画で清水さんが「近代のサソリは非常に良いサソリ」と言ってるとおり、というよりもう少し個人的に言い方を変えるなら、「サソリの毒は古今とも変わらず」って感じがシックリ来る気がします。 せいぜい雑草食って595コンペに成り下がり、レースチップと社外のヘリカルLSDに甘える程度が自分には丁度いい気がしますね。

まぁ外車は外車でしょ 結局見栄だけで高いし、壊れるしスイスポの方が乗れるし変わり者だけでしょ ドグなのは評価できる

いいね、アバルト。見た目可愛くて速い、最高。