#学校が無くなった
#思い出だけが心の拠り所
#思い出をどう残していくか
#教育現場での少子化対策
#学校の統廃合は避けて通れない問題
#無くなってしまった学校の生徒たちとの関わり方
ぐっち先生の仕事
記憶と記録に残る仕事
高校教員として赴任した学校が、創立30周年を迎えると同時に少子化対策のために他校と統廃合され閉校となりました。閉校してから今年で10年経ちました。
赴任先の校長に最後に出す記念誌の編集を命じられ、学校の備品のニコンの一眼レフカメラを点検したところ劣化して通電しません。事務長に新しいカメラを県費で購入してくれるよう打診をしましたが「閉校が決まっている学校での備品の購入は県に予算が通らない」と言われてしまいました。
仕方がないので、一眼レフカメラと望遠レンズ、さらには動画記録用のデジタルビデオカメラも私費で購入しました。総額35万円の出費でした。
授業や部活指導の傍ら、5年の年月をかけて数万枚の写真を撮影しました。
そこであることに気が付きました。私がカメラを向けるとみんな最高の笑顔を私に見せてくれるようになったのです。最初ははにかんだり、カメラから顔を背けていたいたような女生徒たちも、いつか私に「先生!撮って!撮って!」と自ら迫ってくるようになり、笑顔でピースサインを返すようになりました。おそらく、あの時在職していた先生方の中で、私ほど生徒たちの『最高にいい顔』を脳裏に焼き付けている先生はいないでしょう。幸せな教員生活を送らせてもらいました。
今回アップした動画『Smile 30年分の笑顔』はそんな彼らの『Smile』に満ち溢れています。今は無くなってしまった学校で、青春の1ページを過ごした生徒たちの眩しいほどに光り輝く笑顔を、どうぞご覧ください。
@@@@@ ぐっち先生(別名:旅空釣男)のプロフィール @@@@@
職業:株式会社ぐっち企画 代表取締役旅人
元高校教師。54歳で早期退職し、スーパーカブ50cc & ハンターカブ125cc で日本を4周、さらには車でも日本を1周。魚を釣ったり山菜を採取したり食料を現地調達しつつ、キャンプ生活をしながら日本の東西南北の四隅や日本海・東シナ海の離島巡りをしています。また、本州・四国・九州・北海道の最高峰に登るというグランドスラムも達成!その一方、世界中の文化や宗教、地質・地形などの『差異』『境目』に対する興味関心は尽きなく、自分の目でしっかりと確認すべく海外への旅にも出かけています。
山菜やきのこ.郷土料理に対する造詣も深くも、野草やきのこを採って来てそれを肴に酒を飲む会『野食塾』を主宰。山菜やきのこのガイドも承りますのでご興味のある方はコメント欄から繋がっていただけるとうれしいです。
9 ноя 2023