平成26年6月30日 オホーツクとっかりセンター「アザラシ広場」にて撮影
あざらしファンの聖地、紋別のオホーツクとっかりセンターでは定時の給餌解説が1日5回行われます。 この日の第一回目、ゴマフアザラシの雄のフィーディングタイムをノーカットでゆっくりとご堪能下さい。
この回、出てきた雄は7頭。
グーグ(29歳)、大吉丸(24歳)、タクマ(24歳)、忍(21歳)、カズキ(19歳)、ケンジ(21歳)、マガオ(21歳)
【ケンジ】 0:53 今、とっかりセンターで一番勢いのある雄でしょうか。
【マガオ】 1:06 行動が面白いので要注目の一頭です。
【グーグ】 1:27 とっかりセンターのボスと呼ばれて久しいグーグ君ですが、さすがにおじいちゃんぽくなって威勢は衰えた感が否めません。 体も一廻り小さくなったような気がしますし、もうケンジなんかの方が強そうなんですが、それでもまだまだ威張りたいという意地だけは、本動画でも濃厚に伝わってまいります。
【カズキ】 1:58 少し戻って(1:26)父獣のグーグと並んでいるところを見てください。 よく似ています。 喧嘩の強さも似たようです。 平成24年にコムケちゃんとの間に息子の海くんが生まれてお父さんになりました。 三世代揃っての給餌が見られる日は来るのでしょうか。
【忍】 2:15 性格の優しさが顔立ちに表れていると思います。 両親(グーグ&ハナジロ)共に長命で健在なので、忍とカズキの兄弟も長寿が期待出来ます。
【タクマ】 2:32 体が黒っぽく、背中が少しゼニガタっぽい模様をしているので、この中では識別は一番容易です。
【大吉丸】 2:42 ご存知、センターの癒し系アイドル
【アザラシの体の説明】 3:22
実は、この給餌解説には出ていない雄の成獣が一頭居ます。
5:00 この後に、画面右上端のプールに一瞬だけ姿が映ります。
アグ君(26歳)です。 アグ君は、一頭で給餌解説を持たせる事が出来る天才アザラシなので、集団行動は免除されているようです。
5:10 ケンちゃんが見所を作ってくれます。 しかし、すぐに大ちゃんが観客の注目をさらいます。
【タッチングと記念撮影】 8:52
この後、ここの屋根が少しだけ映ります。 以前はこの屋根は無かったんですが、いつの間にか付いて少し雰囲気が変りました。 音が反響するようになったので、うるさくしたい個体はさぞかし喜んでいる事でしょう。
9:37 「アザラシペン」と呼ばれる個室群。 治療中や訓練中の個体に使われるそうです。 この日も中に何頭かゴマフアザラシの若い子が居ました。
11:02 強くて渋い男、ケンジの横顔。 今年の春は繁殖行動の機会があったそうです。 21歳のケンちゃんですが、推定2歳で保護されたよう なので、実年齢はもう1歳くらい若い可能性はあります。 他にはグーグとマガオも同様です。
ケンジの奥に映ってるのは大吉丸。 さらにその向かいがマガオ。 この動画中、ブーブー言ってるのは殆どマーガです。
11:50 グーグ様の後頭部のアップ。 その一つ奥に居るのは長男の忍。 やはりこうして見ると、グーグと忍とカズキの3頭は血縁だけあって、姿や斑紋の付き具合が他の4頭よりも似ています。
12:30 一番奥のタクマ君が、何回か首を小刻みにピクピクピクッと振動させますが、これは彼の特徴的な癖となります。 黒っぽいので分かり難いですが仕草や態度が面白い子だと思います。
12:35 そして、オーラスのバイバイ。 サイン的にはバイバイが正しいのか、それとも腹太鼓が正しいのか、もはや判りません。 とにかくグーグ様の爆音が圧倒的で他の子は冴えません。 往時の権勢を取り戻さんと、ここぞとばかり腹叩きに勤しむグーちゃんが微笑ましいではありませんか。 (^^
【プールへの帰還】 13:56
「プールへ戻る時はいつも一番最後。混雑が嫌いです」とセンターの公式サイトで紹介されているタクマ君。 果たして今回は・・・と注目してましたが、期待通りの定番ムーブで締めてくれました★
16 сен 2024