【お休み前に朗読】人間の欲を描く芥川龍之介短編「魔術」【元NHKフリーアナウンサーしまえりこ】 

いつもご覧いただきありがとうございます😊 本編は1:27~です。 作品のなかには現代では不適切とされる表現がありますが作品の文学性を尊重してそのまま朗読しております。また、一部音声や音質が聞き取りにくい部分がございますがご理解いただけけますと幸いです。

しまさんの朗読を聴いていると、全て聴き終わる前に寝てしまうので、何回も聴きました。 この作品は、蜘蛛の糸と、トシシュンのを二つ併せた物ですね。 人間の欲望を消し去る事は、絶対に無理です。この小説は矛盾があります。 既に魔術を覚えたいと云う欲望がありますね。 人間から欲望を取り除いたならば、生きる屍となるでしょう。 食欲が無かったら、死んでしまいます。 物欲が無かったら、働かないでしょ。 性欲が無かったら子孫を残せない。 欲望が有る故に動物なのです。 では、人間と動物の大きな違いは何か！人間には脳が発達した為考える事が、出来るという事。 それが、哲学、宗教と発展したと言えます。 何の為の欲望か？！を見極める事こそ最も大切。 自分だけ良ければ良いと考えたなら、それは人間では無く動物の欲望ですね。 それが、高じると、他国との戦争に発展しますね。

眠る前に聴きながら寝入ってしまい、目覚めてから寝床でカルタの佳境の場面を聞きました👂。 おもしろい内容の朗読を聞かせてもらいました❤

エンディングが杜子春に似てる。魔術を覚えたいというのも、ひとつの欲だけどな。 人間、欲を消す事は出来ません。出来たら仙人になれます。 タイトルが魔術だから服は黒、オシャレですね。長い朗読をありがとうございました。。

ありがとうございます、島さん！

冒頭の雨音からスッと物語に入り込み、一気に結末まで聞き終えました。いつも聞きやすく心地よくストレスを感じない朗読、素敵です。

いつも心地よい朗読をありがとうございます。 いや～　中学生の頃ドキドキしながら読み進んだ記憶が今も鮮明に残っています。

ワクワクしながら聞きました、ホントにステキな心に響きながらも耳に優しいお声と朗読、で寝る前のルーティンになっています。これからもいっぱい楽しみにしています。

欲と向かい合うことの難しさを改めて考えました。私は囲碁を打つのですが、しばしば出てくる複雑な局面で、欲を押さえ合理的な打ち方が出来るかを問われます。今回、この朗読を（偶然ですが）聴く機会を持つことが出来ましたことは、これからの人生に大いに参考になりました。ありがとうございました。私の記憶では、中国の古典にも（少し）似た話があったように思いました。今回、朗読のお声、聴かせていただき、引き込まれました。別な作品でまたお会いしたいです。ところで、私は詩集『名草の浜』を編んでいますが、このような素敵な声で読んでいただけましたら、嬉しく思いましたが 、これが短編『魔術』のテーマの「欲」かもしれませんね。

この作品はだいぶ昔、TBSのアニメ番組でアニメ化されていました。衝撃のラストでした。

欲という名の夢一夜 ですね😪💤💤

体育終わりの国語思い出す。こういうの聞く授業は寝る 笑

久方ぶりの「魔術」との再会でした。 「私」が「魔術さえ教えていただければ」と言った、いや、言わされた時点ですべては決まっていたのでしょう。 ミスラ君の術中で泳がされる「私」のように、不思議に流れる時間の中で、以前とはちがう気づきがありました。 ありがとうございました。 芥川龍之介の作品には、今で言う「ＳＦ」に近いものが多いようです。 彼には珍しい長編「邪宗門」は、摩利信乃法師とのすさまじい法力合戦で高僧が負け、そこに主人公の若様が割り込むという絶妙なところで絶筆となっています。 国語の宿題の感想文で「ボクは早く死んで芥川に会い、小説の続きを教えてもらいたい」と書いて、先生を困らせました。

大人の夢ですか・・

なぜかヤギの大群に追われて馬に乗って逃げる夢見た