【なぜFラン大に？】Fラン大に進学する高校生の実態 

当時は偏差値50前後で、滑り止めで入学した大学でも時が経って少子化の影響でFランになってしまった大学も数知れない。そんな不幸で理不尽なことはないと思うが、世間の風当たりは冷たいもの。さて。。。どうするか。。。そもそも、世間に学歴偏重主義があることが根本的な問題。それなら、いっそのことFラン大学はすべて潰して大学全入の風潮を無くしたらどうだろうか。そうすれば、猫も杓子も大学に行ってFラン出身などという不名誉なレッテルをはられることも無いだろう。。

まあ「小学校4年生の算数の文章題が解けない」っていうのがデフォルトですよね

大学なんだから、高校までの基礎学力は担保されている人が進学すべき。まして中学生の学力も怪しい人が進学すべきではないと思う。従ってＦラン大学は不要。

私は、京都のFラン大学に行きましたが、英検１級、TOEIC990点、公認会計士、国家公務員総合職試験、予備試験に合格しました。要は本人次第。

勉強から逃げてる人に勉強させる?それが最適解なんですか?

所謂Fラン大、聞くところによると、学力云々以前に、無気力な学生が多く、一年目の夏過ぎには半数の学生が授業に出なくなる、なんて話もありますから 何か目的・目標を持って入学しても、人間は社会的な生き物なので、大学の外に社会を 拡げないと、なかなか続かないのかも知れません。 でも、所謂Fラン大学への進学が、歪んだ延命処置、という言葉は、確かに言い得て妙と思う一方で、違うんじゃ無いかな？とも思います。 まず、大学に進学した四年間と、高卒で働いた四年間は、同時に経験し得ないモノなので、どちらが正解か？なんて判断はつきませんし 学力や学位と同様に在学中の経験も、他者に奪われる事の無い一つの財産だと思います。また有名大学に進学しても 在学中の四年間を鬱々と過ごしたり、目的を持って入学しても目的を見失ったり、変更したりする学生も少なくありません。 そして単純に学位があって損する事は無いですが、その後の生き方次第でメリットはあります。 例えば、国家資格の税理士や社労士では、受験資格に、短大卒業か四大で二年以上在学し62単位以上取得、というモノがあります。 もちろん他にも長期の実務経験とか、別の資格で代替できますが、遠回りになる筈です。 また海外で働いたり移住する場合、日本に比べて殆どの国では日本以上の学歴社会なので、例えＦラン大学であっても大卒であれば高卒よりもビザが降り易かったりします。 確かに殆どのFラン大学卒業生には縁の無い事かも知れませんが、卒業直後ではなく、数年～数十年働いてから、一念発起して何かをやろうとした時に 大卒というのは以外とメリットがあると思います。 それから、お話にあったように、彼等を一次産業や技能職に、というのも決して反対では無いですが 個々人で向き・不向きや興味・関心に違いがあるので、必ずしも、それが良いのかは判りません。 更に気になったのは『効率的に』という発想が、勿論それは必要な事ではあるけれど、必要以上に意識されてるのでは無いか、と思いました。 確かに受験勉強など、何か目標を設定して到達するには重要な要素ですが 長い人生で捉えてみると、たかだか四年、無駄に過ごしたとしても、それが即失敗とは言い切れるものでは無いと思います。 人生の成功とか充足といった主観的で感覚的なモノには、効率性とか合理性が必ずしも資するとは限りません。 とはいえ、どの程度のＦラン学生に恩恵があるかは判りませんが、高卒で働くのと同様に 長期的に見れば、メリットを得る可能性・デメリットであった可能性、共にあるので、即断できるものでは無いと思いました。