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【ザ・秘境】九州の深すぎる山岳地帯をバスで超える！ 西米良村営バス湯前線
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九州を横断するような鉄道路線は少ないですが、かつてはいくつか建設計画がありました。「日肥線」もその一つです。
熊本県の八代駅から宮崎県の佐土原駅を結ぶ計画で、一部は肥薩線、湯前線や妻線として鉄道が開業していました。しかし分厚い九州山地に阻まれる県境区間は、建設が本格的に計画されることなく、全通することはありませんでした。
しかしながら、バスであればこの区間を走破することができます。
今回は「日肥線」ルートのうち、熊本県側の新八代駅～湯前駅をバスを乗り継いで移動します。
八代～人吉の鉄道は「肥薩線」として開業していました。現在この区間は「令和2年7月豪雨（熊本豪雨）」により壊滅的な被害を受け、現在でも復旧の見通しすら経っていません。並行する国道219号ですら通行止めが続いており、代行バスはおろか、平行して走る路線バスすらありません。
そのためこの区間では、高速道路を走る「B&Sみやざき」を使って移動します。同高速バスは、八代駅の隣、新八代駅から宮崎県内各地を結ぶことを主な目的としていますが、熊本県の人吉インターで降りることもできます。
ここから人吉市の周遊バス「じゅぐりっと号」で市内各所を廻りながら人吉駅に向かいます。同バスは、もはや人吉唯一の玄関口と化した「人吉IC乗降口」バス停から、市内の繁華街や人吉城などといった要所を巡るため、観光に活用するにはうってつけです。
人吉駅から、熊本県の南東端にある湯前駅まで向かいます。同区間は国鉄線を引き継いだ第三セクター「くま川鉄道」の湯前線が走っており、本来40分ほどで移動できます。しかしこの湯前線も、熊本豪雨の影響で一部区間で運転見合わせが続いており、人吉温泉駅～肥後西村駅で代行バスが運転されています。肥後西村で代行バスから列車に乗り換えて移動したいところですが、現在どちらも日中は運転がありません。
ということで、人吉駅からは九州産交バスの路線バスに乗り換え、人吉盆地をひたすら東へと進みます。
人吉盆地は四方を完全に山で囲まれており、「陸の孤島」の称号をほしいままにしていますが、その割には人口が多く、そこまで広くない土地に7万5千人ほどが住んでいます。バスの本数も1日あたり21往復あり（人吉～多良木）、この人口規模にしては多い方です。
米どころの人吉盆地では焼酎造りが盛んで、世界でも評価を受けるような焼酎がたくさん生産されています。田んぼと住宅が入り混じる中を、バスは国道219号に沿って東へと進み、湯前駅で乗り換えです。
0:00 「日肥線」とは
0:49 B&Sみやざき号
8:18 人吉周遊バス（じゅぐりっと号）
13:40 人吉温泉～湯前（くま川鉄道湯前線）
この動画では、フリー動画サイト「DOVA Syndrome」からダウンロードした以下のBGMを利用しています。（作曲家名は敬称略）
轍は続くよどこまでも的なBGM 作曲：鷹尾まさき(タカオマサキ)
dova-s.jp/bgm/play13534.html
スペースホッパー 作曲：まんぼう二等兵
dova-s.jp/bgm/play4517.html
いざ出発 作曲：まんぼう二等兵
dova-s.jp/bgm/play7912.html
Contrail 作曲：GT-K
dova-s.jp/bgm/play14922.html
Daily Accumulation 作曲：Anonyment
dova-s.jp/bgm/play16110.html
超特急ライン 作曲：もっぴーさうんど
dova-s.jp/bgm/download2260.html
Little Braver 作曲：GT-K
dova-s.jp/bgm/play4003.html
Let's! 作曲：カワサキヤスヒロ
dova-s.jp/bgm/play8503.html
鴎とバイク 作曲：のる
dova-s.jp/bgm/play14939.html
World Heritage 作曲：雨宮
dova-s.jp/bgm/play3881.html
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5 авг 2024
