【ゆっくり歴史解説】黒歴史上人物「藤村新一（ゴッドハンド）」[後編] 

一度興味本位でザザラギ遺跡にいったのですが、道路標識がテーブで隠されてたり、実際の場所がただの草むらになってて、黒歴史感が満喫できました。

座散乱木遺跡の発掘が続いていた時期に、大学で考古学を学んでいました。当時の雰囲気をお伝えできればと思います。 　まず、藤村氏が座散乱木遺跡から石器（ねつ造された）を「発見」する前までは、同遺跡や星野遺跡（栃木県）のいわゆる「前期旧石器時代遺跡」は、私の学んだ明治大学では認められていませんでした。 　主さんが言われている通り、杉原荘介（明治大学）らは「前期旧石器はない」という見解であり、明治から「追放」された芹沢氏と東北大学グループは前期旧石器の存在を探し回っていました。國學院大や東海大など、いくらか考古学に関係している大学でも、どちらかというと明治大学系の人脈的影響力が強く、日本考古学会の多数派は「前期旧石器否定派」でした。 　たとえば、学会の場では各地の遺跡発掘の報告書が販売されているのですが、うちの大学では、学生が星野遺跡の報告書を買っていたりすると、露骨に馬鹿にされたものです。ある教授は「前期旧石器があるのなら、トラック一台分の石器を持ってきてやる」とうそぶいていました（東北大学グループが「石器だ」というものは「実は、川原石にすぎない」という意味）。 　要するに、明治大学VS東北大学の学閥争いです。 　それが、座散乱木遺跡で、明らかに石器であるものが「発見」されたことで、雰囲気は変わります。ただ、明大派の研究者の中には、「発見」されたものは人為が加わった石器には違いないとしつつも、「かく乱から見つかったものではないか」という声もあったんですよ。ですが、それはいつの間にか「言ってはいけないこと」になっていきました。 　なお、かく乱とは、水害などで上下の地層が逆転する自然現象のことです。層位論の例外を想定する見解が、まったくなかったわけではないのです。 　それと、検証委員会は、明らかに明大派が主導したものです。責任者の戸沢氏は明治大学の学長を務めた人物です。委員会が「見抜けなかった人物」の集団であることは事実ですが、「腹に一物持った集団」の「意趣返し」の側面があったことは事実です。見抜けなかった以上に、気色の悪い事実ですけどね。 　それと、当時の考古学会では、「原人段階」に関する人類学的知識や考察は、ほとんどなかったですよ。私の経験では、大学の授業で、あるいは先輩・後輩の会話の中でも、「原人・新人」の話題は出たことは皆無です。まさに「専門バカ」というか、閉鎖された「象牙の塔」の悪習ですね。 　まあ、このような議論があった当時、私は大学の低学年で、議論に加われるような水準ではなかったですし、その後は勉強をおろそかにしていたのですがね。 　事件以後、このような学閥争いは後退したように思います。明治OBの中からも、前期旧石器の存在を探求しようという研究者が出てきています（私がお世話になった先輩です）。主さんの言われているように、考古学が「科学」として確立されることを望んでやみません。（誤字などを一部修正しました）

当時の報道を見て「なんで専門家たちはそんなに簡単に信じたの？なんだよゴッドハンドって」と思ってた。 偉い人が「正しい」と言えば間違ってても「正しい」になってしまうってのはどこでもあること。 その偉い人にうまいこと取り入ることができればどんなに嘘くさくても評価され、取り入ることができなければどんなにすごい成果でも評価されない。

間違えて日本史のテストで『相沢忠洋』を『藤村新一』って書いちゃって先生に「お前は勉強しすぎ。日本史研究でも買ってんのか？笑」と言われました。 なんか先生と仲良くなれましたありがとうございます。

藤村、、、 歴史好きからすると消し去りたくなる愚行を犯したな、、、、

炭素１４を使った年代測定は、半減期が短すぎて(5,500年)この時代の石器には使えません。 縄文時代や弥生時代にしか、精度良く使えないのです。 熱ルミネッセンス法や電子スピン共鳴法だと、もう少し目盛りが荒くなります。 上高森遺跡の石器を熱ルミネッセンス鑑定したら、65万年プラスマイナス20万年としか出ませんでした。 カリウム40法はもっと目盛りが荒く、100万年前にならないと有効に計れません。 旧石器時代の年代測定は、現在の化学的年代測定法のエアポケットになっていました。 層位主義がまかり通っていたのも、そのあたりに原因があります。

19:01 ずっと真面目に頑張ってきた 芹沢長介先生が、悲哀想すぎる。

現場「確かな手ごたえが欲しい！」 学会「分かり易い成果が欲しい！」 マスコミ「センセーショナルな話題が欲しい！」 人は見たいものを見る

これ、藤村ばかりに責任が集中してるけど藤村周りの考古学界の人間も大概なんよな

某大学で考古学を専攻しています。 現状の日本考古学において最大の問題は、理学的知識の欠如です。 これまで考古学は所謂「文系」として扱われてきました。しかし近年においては、放射性炭素年代測定をはじめとして極めて「理系」的な処理が重宝されています。 伝統的な層序学や型式学に基づいて論じられた定説が、理学的な測定によっていとも簡単に覆されることも少なくありません。 しかし考古学は文系として扱われている以上、考古学者や考古学徒の多くはそういった理学的な知識が不足しています。 その結果、現在においても科学というよりはロマンで語られてしまうような論文が散見されます。 ただし、考古学は当時の社会を究明する学問である以上、やはり文系としての要素が主であることは間違いありません。 今後はより一層文理一体の研究が求められていくと考えています。

毎回思うけどテトリス上手すぎてどっちみたらいいか分からんくなる

大変興味深い内容でした。 完結編が楽しみです

STAP細胞の事を思い出した･･･ 結局周囲が熱狂していたイメージ

待ってました！ 明日は牟田口ですね😀

佐村河内「ついに、藤村が解説されたぞ！」 姉歯「フッ…奴は『偽装四天王』の中でも最弱！！」 小保方「偽装四天王の面汚しめ！」

何回見ても内容のまとめ、要点、解説などわかりやすくて見ていて勉強になる。 そして、終盤のテトリスの上手さに拍手を送りたくなるな。

掘って 置いて 固めて 捏造した

掘って 置いて 固めて 掘る これが捏造ステップ

17:10　藤村氏が掘って埋めたなら、その分層位が乱されているのだから普通の研究者であれば『おかしい』と気づくはずなんだよなあ。

メラさんの動画なら40分くらい見られます。一人の人生を調べて詳細に語るわけですからそれくらいの時間になって当然だと思います。続き待ってますよ。

収益化はすげえ嬉しいから広告多くなるのもわかるし嬉しいが 作業しながら聴いてたらエセvtuberの健康食品cmばっかでイラつくので複雑な気分である。

17:22の時30万年前の地層が30年前になってて草

やったああああああああああ待ちに待った後編だあああああああああああああああああああ

待ってたぜぇ あんたの動画をよォ!!

本人にとっては「バレたわー」程度だろうけど日本として見れば信用性がガタ落ちだろうな・・・

テトリス上手すぎてもはやメラゾーマ

待ってましたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！ そう言えば、この藤村ほど有名じゃないですが「三角寛」という民俗学で激しいねつ造を行なった人物がいますね。彼はねつ造がバレる前に亡くなりましたよ

うぽつです！待ってました。 捏造に関して日本の考古学に嫌な前例を作ってしまった事は取り返しがつかない負の遺産ですね…

14:00ブーメランで草

2ヶ月調査すれば分かることが20年も放置されてたのか

角張さんと藤村さんの二人の主人公感好きww

前編・中編を見て改めて10数冊の書籍を読み返してみました。うｐ主はとても勉強なさっておいでですね。感服しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1978年に高校三年生で、日本史Bの先生が「座散乱木遺跡」について熱弁を振るっていたことが最古の記憶です。1980年に山田上ノ台遺跡の発掘アルバイト（荒堀）をしました。諸書には1980年9月30日に藤村氏がこの遺跡から旧石器時代石器（以下旧石器）を掘り当てたことになっていますが、私の記憶では8月末くらいに、「隣の発掘地区から旧石器が出たそうだよ。」という言葉を聞いた、となっております。大学の夏休みが秋分の日までだったので、9月下旬には発掘アルバイトをしていたはずがないのです。記憶違いかもしれませんが。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　1982年、地理学概論の老教授（自然地理学・理学博士）が「あんな火砕流の中から石器が出てくるわけがない。」と力説しておりました。今にしてみれば「目のある方」だったのですね。21世紀に入ってからその教授が亡くなり、葬儀会場のカトリック教会の前をスクーターで通りかかった時に、一時スクーターを停め、黙祷しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　90年代に入ってからの「快進撃」に関しては、「旧石器が出てくると信じている人のいる地域からは出てくる。出てこないと信じている人の地域からは出てこない。」と説明しておりました。故芹沢長介氏の「東北大学で早水台遺跡の石器を見て目を鍛えた人が、旧石器を発掘できるのだ（大意）」と言っていたことと軌を一にしていたことになります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2000年11月5日日曜日は、休みの日なのでゆっくりと起きたのですが、何やらテレビが騒がしい。慌てて毎日新聞を買い、以後一ヶ月購読しました。11月5日から何日かの新聞は今も保存してあります。生徒には、「もし入試に一連の旧石器遺跡に関する問題が出題されたら『この問題内の遺跡の信憑性はあるのですか？』と確認すること、と言っておきました。「間違いなく、一連の旧石器遺跡は出題されない。」との見通しのもとにです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「快進撃」に対しては、「考古学頭」＝「掘り出されたら、出た事実を最優先せよ」でしたので、人類学の立場からすれば世界がひっくり返る程の大発見になるということには考えが至りませんでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　発掘アルバイトに参加する時、①何か遺物が出てきたら、その段階で手を止め責任者を呼ぶこと。②その前に遺物を地面から掘り上げてしまうと遺物の信憑性が下がってしまう。この2点を躾られましたが、藤村氏の一団が「旧石器」を記録・写真もなしに「引き抜く」ことをずっと行っていたことに唖然としました。このことはなによりの捏造の証拠だったのです。③「何かが出てきたことと、何も出てこないことは同等の価値をもつ」ということも躾けられました。11月4日夜、捏造を告白した藤村氏に対して東北福祉大学の梶原洋氏が「ないことが重要なんだ。何もない空間が大事なんだ。」と叱責していた事を知り、「何だこんなレベルの人たちだったんだ。」と嘆息しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　90年代後半に在野学者・文化人を取り上げたNHKの番組シリーズ（藤村氏も登場しておりましたが）で、楠本政助氏（石巻地方の骨角器研究の在野学者）が「（謙虚にやらないと）天狗になっちゃうからね。」と握り拳の親指を自身の鼻の頭に当てる仕草をしておりました。捏造発覚直後にNHK教育テレビがこの事件を取り上げた番組で鎌田俊昭氏が「天狗になっていた。」と話ながら全く同じポーズをとったことが印象的でした。この方は、宮城教育大学で非常勤講師の任を全うし、「国語」の教科書にも転載された、「鹿の角は利器を水塗れにしながらであればいとも容易に切削できる」ということを発見した方です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　竹岡俊樹氏の「実は藤村氏の掘り出した石器の中には本物の『前期旧石器』と思えるものがいくつかあるんだ。（大意）」という言葉がずっと頭に引っかかっています。「藤村関連遺跡・遺物は（個別検証の有無を問わず）全てクロとする」と日本考古学協会は決定しましたが、「三ヶ月もあれば全石器を見て、個別に白黒判定できる（大意）」という目を持つ竹岡氏をハブる形で幕引きが行われたことに、残念という気持ちを今も持っています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　単独犯か統一意思集団犯か、盛んに議論されておりますが、11月4日夜の捏造告白直後にホテルに来た鎌田俊昭氏と梶原洋氏の発言を見る限り、二人は捏造を全く疑っていなかったことと思われます。〇〇〇ペディアの記述、「薄々気づかれており・・・」には違和感を感じます。同様に「支持する者は少数であった。」という記述にも、故角張淳一氏が2000年7月にHPに疑義を表明した際に、角張氏に対して非難・攻撃（故角張氏が発掘コンサルタント会社を畳むことを想定せざるを得なかったレベル）が行われました。この非難・攻撃者は支持者であると考えますので「少数」という言葉に違和感を感じます。藤村氏の「旧石器」の出土数を根拠に「七・五・三」という数字の組み合わせが旧石器時代に遡るのではないか、という論文を書いていた学者もいたのですから。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　また、毎日新聞の張り込み以前に「捏造現場」を目撃していた人もいたのですが、配偶者にそのことを言っても信じてもらえなかった。その配偶者も「支持者」だったわけです。

神の手お手製と言われていた時期が懐かしいですなぁ笑

史学科1年目の学生ですが、考古学や史学の概説の授業でこの事件についての話がありました。 当時の権威ある大学教授の中にも、藤村の功績について肯定的であった人もいた事を教授が話していました。

コンニャロー何ヵ月待ってると思ってるんだ どうもお疲れ様です後編ありがとう

某弁護士と同じタイミングでのプレミア公開で草

実際にそういう学会で「土砂崩れや地割れなどで物体が地層を上下に移動することがあるのに、何故その地層から出てきただけでその時代のものだと確定できるのですか？」と聞いたことがあるのですが、発表者は何も言なくなって黙り込んでしまうし、その指導者からは「なんてことを聞くんだこいつは」みたいな反応をされるのが本当に不思議だったのですが、17:13 みたいな認識があるのですね、知りませんでした。

待ってました！ 更新ありがとうございます

後編を見れて良かったです。最高でした。

掘って 置いて 固めた やっちゃいけない3コンボwwww

やっぱ、歴史解説はメラさんが1番面白いしわかりやすいよな！

赤い文字が白フチになってて読みやすくなってる、、嬉しい、、

藤村新一動画楽しみにしてました！

日本の考古学界の問題を露呈したと言う意味では、歴史的に重要な人かもしれませんね

5：20まで飛ばしたと思ったら私の臓物が飛んでました

完結編、楽しみに待っています！

後ろのテトリスがうますぎて話が入ってこない

星のカービィのアニメに捏造の話あったけど もしかしてこれの風刺か。

「掘って入れて出す！」← 江頭２時５０分風

後編待ってました！

テトリスの名前｢さいきょーのメラ｣ ってなんか可愛いなw …あと動画時間は45分でも1時間でも見れる自信ある

待ってたぜ！ただ内容忘れたから前半から見てくるぜ！全く困っちゃうよな！！ハハッ！

1度見てたまに見返してもおもしろいなこれ

うぽつです！日本史好きとしてはこの愚行はやっぱり許せませんね… 結局2個の箱はどっち選んだんでしょう

4:37 テトリスミスってちょっと焦ってるのが可愛い😍

待ってました後編！！

話聞いてる限り考古学会もグルじゃね？

やっと来たか…… 動画編集お疲れ様ですほんと

待ちくたびれたぜ·····！

スタップ細胞の実験経過も、ノート2〜3冊しか書かれてなかったですね

単純に、面白すぎる！

そんな毎日新聞があんな事件を引き起こしてしまうなんて…。

待ってた アップロードお疲れ

おいおい瞬殺だよ(最後)

3ヶ月前に藤村新一がテレビでこのことに着いて取材されててびびった

最近のメラ動画ではこれが一番面白い。

頭の中で考古学者のイメージが、インディー・ジョーンズから藤村に変わったのであった・・・。

" *『待』* "ってたぜェ！この" *『瞬間』* "をよォ！

待ってました！！！

藤村新一は「いかにも旧石器時代にありそうな石器を見つける」という才能はあったんだと思う 捏造石器を発掘(笑)したときには周りの仲間も喜ばせていただろうなぁと 仲間から厚く信頼されていたあたり、人望もあったんだと思う ヒトラーといい藤村といい、やたら信頼される人には注意するべきだと教訓になった

シュメール人の僕はいつも9時に寝るので見れません。

こんなに広告が付いてて嬉しい動画はない。

待ってました！

うぽつです！

テトリス凄すぎて見入ってしまい、話が頭に入ってこない、、、

状況証拠的にはどう考えても単独犯じゃないよね。藤村一人にすべての罪をなすりつけたとしか思えない。

前回のおさらいしてる時の霊夢ちゃんの寝顔w この手の類似動画はたくさんありますが、メラさんの動画はわかりやすく内容が濃いですね ただのウィキペディアからのコピペみたいな解説動画とは一線を画しています これからも応援しています！

大学で美術品の調査について講義を受けました。その時の講義内容によると炭素年代測定法は確かに有用な方法ですが、対象が汚染されていると頼りになる結果が出なかったり、そうでなくとも誤差が出たり、そもそも大昔の素材で今その対象を作ったらわからなくなるのであくまで色々調べ尽くした後の最終手段だと習いました。石器の調査とは都合が違うかもしれませんが。

5:20まで飛ばしたらだいばくはつを覚える事ができました! ありがとうございます！

最後の輝きは草

いつも楽しみしています。 こういった突っ込んだ解説大好きです。 今後も期待しています。 しかし、今回は深かったですね。 こう言うの好きです。

面白かったー！

後編遅すぎて内容覚えてない... でもやっぱりこのチャンネルは最高だゾ!! 動画投稿お疲れ様です!!

ずっと前から待ってました！気になってたから嬉しいです!

後編ずっと待ってました...でもまだ、完結編あるんだ...どんだけ引っ張るの(+_+)

待ってました

うぽつです！待ってたんだよ❗

*俺は牟田口を忘れない*

待ってたぞ！

姉歯事件やってください

告知を見たときに「過去動画でプレミア？？」って、メラさん流のいたずらかと思った(笑) 後編、まだやってなかったの忘れてた・・・

まじでどうでもいいけど、社会の先生にいつもポルポトのことを連呼してたら、東南アジアの授業の時に先生の口からポルポトと言うワードを言ってくれた。

藤村新一待ってたゾー

相変わらず茶番のキレが良い（笑）

まってました

久々で嬉しい

4ヶ月の時を経て後編投稿！

30万年前の地層から見つかったら30年前の石器になってて草

藤村のねつ造を見抜けなかったポンコツ達が検証委員会に入って検証するって、お前らも片棒担いでたのに何言ってんだか、感じですね

コウノトリが運んできた箱には、藤村新一が発掘した石器が入っています(・ω・｀)