プッチーニ作曲の誰も寝てはならぬを歌いました。この曲は重い声に合うように書かれていますが、時々ドラマティックな曲を歌うのはとても良い勉強になります。今回も技術的な発見がたくさんありました。夜の美しいウィーンのオペラ座の映像と共にお聴きください😎
〜オペラ「トゥーランドット」あらすじ〜
古代中国皇帝の一人娘、トゥーランドット姫は結婚を申し込む男に3つの謎かけをして、解き明かすことが出来なければ処刑という掟を設けていた。
あるときダッタン国王の息子、カラフ王子がトゥーランドット姫の美しさに一目惚れし3つの謎を見事に解いてしまうが、心を閉ざしていたトゥーランドット姫はカラフ王子の求婚を受け入れなかった。
そこでカラフ王子は「誰にも知られていない私の名を明日の夜明けまでに解き明かせば私は潔く死のう」と逆にトゥーランドット姫に謎かけをする。
カラフ王子から名前を言い当てるよう謎かけを受けたトゥーランドット姫は「今夜は誰も寝てはならぬ!得体の知れない若者の名前が夜明けまで判明しなければ皆死刑とする!」と家来に命令し王子の名前を知る者を探させる。
それを聞いたカラフ王子がアリア「誰も寝てはならぬ」を歌う。
やがてカラフ王子の名前を知るリューが捕らえられ王子の名前を言うよう拷問にかけられるが、リューは衛兵の剣を奪って自らの命を絶ってしまう。
呆然と立ちすくむトゥーランドット姫をカラフ王子は無理矢理抱きしめキスをすると、彼女に自分の名前を打ち明ける。
トゥーランドット姫は心を開き、「彼の名前は『愛』です!」と高らかに宣言し、二人は結ばれて幕を閉じる。
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・プロフィール
高島健一郎
東京藝大声楽科、ウィーン市立音大オペレッタ科で学び現在アーティストビザを取得しウィーン在住。
ヴェネツィアの一夜・ウルビーノ公爵役、ジプシー男爵・バリンカイ役、伯爵令嬢マリツァ・タシロ役等でルッケンヴァルデ市立劇場、ゾーリンゲン市立劇場、レックリングハウゼン祝祭劇場、レハール音楽祭等に出演。
15 сен 2024