ホヨバ、ミホヨというのは様々なジャンルの音楽をゲームBGMとして制作しています。
そして原神、崩壊スターレイルとその作品タイトル毎に、使用される音楽の種類・テーマというのはある程度定められているのですが、このゼンレスゾーンゼロにおいてもその傾向というのはモチロン当てはまります。
で、だいたい2章くらいまでの音楽というのはブレイクビート調というかアンダーグラウンド系というかストリート系みたいな結構はっちゃけた音楽タイプが多かったんですけども、そこからいきなりこの音楽ってのはいやまぁ、ホント痺れましたね。
なんか「ジャンクフードの美味しいお店だと思っていたらお酒もデザートも絶品だった」みたいな。例え微妙な気がするけど。
そもそもこの音楽が流れるパートってのは第三章のバレエツインズの戦闘パートで、しかも最終段階に入るフェーズ3あたりの音楽なんですけど、そこに到達するまでの最初のエリアの時点でLiquidFunk系のドラムンベースが採用されているんですよ。
そこでね、「あ、ゼンゼロって電子音系の近年の音楽ジャンル全部やるつもりだな」ってぼかぁ思いましたよ。逆に言えば今後のOSTが余計楽しみになっちゃいましたね。
で、このバレエツインズの音楽テーマとしてはクールでシックでスタイリッシュみたいな感じだと思うですけど、この音楽ってのはそれに加えてモリモリ盛り上がってアゲてる電子音がタマランのですよ、ホント。
これってマジでBlue StahliとかCelldwellerとかめちゃくちゃ古いというかインダストリアルロックとかなんかエグいカッコイイロック系の音楽と電子音混ぜたような新ジャンルだったんですけど、そんな2世代くらい昔のSICKな音楽要素もふんだんに取り入れている曲なんでマジで渋いんですよ。
最近トレンドだったり流行りの音楽じゃなくて、少し、いや大分前の流行りとかから持ってくるとかミホヨどんだけ渋い趣味してんだよってつくづく思います。
僕の音楽動画系では「メロディラインなどからメッセージ性やその背景なんかの解釈をふくらませる」という内容を含めていますが、強いてこの曲について言うとすれば
「威風堂々と美しく静かに、そして着実に仕事をこなし困難を乗り越えていくライカンに相応しいテーマ」と勝手ながら表現させてもらいます。
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8 июл 2024
