北海道日本ハムファイターズの新庄剛志監督の来シーズンの続投が9月27日、記者会見で発表されました。廣岡俊光アナウンサーをはじめ、報道陣とのやりとりをすべてお見せします!!!
新庄監督の続投――。皆さんのご意見をコメントでお寄せください。
「北海道日本ハムファイターズは本日、新庄剛志監督に契約延長を要請し、その場で受諾をいただきました。契約期間は2024年シーズン終了時までの1年間ということになります」（北海道日本ハムファイターズ 井川伸久オーナー）
「この世界は結果がすべてなので、2024年で3年目。2024年も2023年のような成績であればユニホームを脱ぐという覚悟で、死ぬ気で選手を成長させながら戦っていきたいと思います」（新庄監督）
――新庄監督は常々1年ごとに「甘えが無いようにしっかり勝負していきたい」と話していましたが、この3年目も託されたことについてはどうですか？
「報道では3年契約の最終年と言われてますけど、1年契約ずつですからね。僕は甘えたくないんで。2024年は最後という気持ちで成長させます」（同）
――続投を告げられたのはいつごろ？
「12分前ですかね。やめるつもりもなかったです。3年目、これは勝負ですよね」（同）
――松本選手や万波選手以外にも若い選手が多く育っているが？
「楽しみな選手しかいないですね。2024年はもちろん野村くんや清宮くんが、万波くんに続いて何かのタイトルをとるような選手になってくれると思うので、本当に期待しています」
「今、ホームラン王争いでポランコ選手、近藤選手、浅村選手など、（年俸が）何億円の選手たち。万波選手は推定2000万円…年俸を上げてください」（同）
――一時期野球から離れていた時期もありながら、こうして監督を務めて2年間で自身の野球観というのは、北海道で再びユニホームを着たことで何か変わりましたか？
「2006年にユニホームを脱いで、まったく野球に興味がなくて。ファイターズの選手は一人も知らなかった。トライアウトを受けたことによって、監督のオファーをもらってそこからファイターズの選手の顔と名前を覚えて『さあ、どうやってチームを作っていこうか』と2年間やらせてもらって。今のところ順位的には最下位で寂しい成績になってますけど。僕の気持ちの中では土台はできて相手チームのラインナップを見ても『戦えるぞ、負ける戦力じゃないぞ』という形までできてきたので。それはもう、うれしい限りですしこれから楽しみでしかないです」（同）
――育ってきた若い選手と現役の時は一緒に戦った選手が今、コーチになっての3年目。いよいよ勝負のシーズンだと思いますが、改めて次のシーズンに向けてどんな思いですか？
「この間のコーチミーティングで伝えたんですけど、僕が信頼して来てもらったコーチたちも2024年、同じような成績ならば『全員でユニホームを脱ぎましょう。それぐらいの責任をもって戦っていきましょう』ということは伝えました。そうしたら、みんな『わかりました』と。だから目の色を変えて戦ってくれると思います」（同）
――若手も含めて成長している中、来シーズンに向けて、その他の戦力の補強などは？
「戦力の補強については、本当にオーナーと社長に『（お金を）出してください。よろしくお願いします』ということは常に伝えています。今シーズンはケガ人が16人出て、2軍のから『選手を呼びたい』という相談をしたところ『2軍の試合ができない』。そういうストレスがあったので、そういうサポートはこれからもどんどんお願いしたい」（同）
「先ほど監督室で選手の名前を並べて『ここ足りない』とボードで一生懸命説明を受けたので『かしこまりました』と」（北海道日本ハムファイターズ小村勝社長）
「優勝させることはもちろんですが、僕の役目というのは、今後のファイターズ勝ち続けるファイターズの土台を作るというのも仕事。ファンのみなさんに、野球の楽しさを伝えることが僕の使命。これからもどんどん自分を出しながら、新庄剛志はこのままでは終わらないぞと、奇跡を起こす人間だというところを見せつけたいと思います」（新庄監督）
「まだまだ、これからですよ。（レギュラー陣は）23歳ですよ。この選手たちが自信を今、つけてきている。自信さえつければ必ず爆発るので」（同）
――2024年もっと改善したいことは？
「エラーです。大事な場面でのエラー、ミス。そこを改善すれば1点差で負けるゲームが逆になるので。1点差で負けたゲームが、2023年25～30試合ありました。プレッシャーのかかる場面でのエラーをなくすことが最大のポイント。そこを改善すれば、必ず逆になります」（同）
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26 сен 2023
