今回は、是非私のレッスンを受けたいという声の多かったバッハの『イタリア協奏曲』の中から1楽章を取り上げてレッスンしました。
バッハは本当に沢山の伝えるべきことが多く、たかだか40分程度では足りませんが、それでも少しでも皆さんの手助けになって頂ければと思って取り上げさせて頂きました。
いつも動画を観て下さりありがとうございます😊
訂正:動画内でチェンバロの上の鍵盤は華やかな音が鳴り、下の鍵盤はソフトな音が鳴るとお話ししていますが、実際には上の鍵盤がソフトな音が鳴り下の鍵盤が華やかな音が鳴ります。
《チェンバロについて》
一般的に、チェンバロは、上鍵盤に対応する弦が1本ずつ、下鍵盤に対応する弦が2本ずつ貼ってあり、これによって下鍵盤のほうが強い音色になり、音量も少し大きくなります。
そして、下の鍵盤を弾いた時に上の鍵盤も連動して鳴るようにも設定できます。
こうすることで、下の鍵盤を弾いた時の音量がさらに大きくなり、上の鍵盤との差を付けることができます。この時、上の鍵盤を弾いた時は常に上鍵盤しか鳴りません。
二段鍵盤を前提として書かれた曲がバッハの『イタリア協奏曲』や『ゴルトベルク変奏曲』などです。
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【プロフィール】
ピアニスト/花房伸江
北西ドイツデトモルト国立音楽大学卒業。コンクールに入賞後16歳でデビューし、現在も演奏活動を行い、テレビ・ラジオ等に出演。
帝京平成大学非常勤講師。
9 окт 2024