三重旅行の2日目。
この日の目的地はヴィソン(VISON)。
昨年オープンしたばかりの三重の商業リゾートで、ワンコと泊まれるホテルもあるので、前から1度、行ってみたいと思っていました。
＜ホテルヴィソン 公式ＨＰ＞
vison-hotels.com/
昨晩お世話になった桑名の旅籠屋(湾岸長島店)さんを出発したのが10:00。伊勢道を通って、こちらに到着したのが12:00ちょっと前。
車は、ホテルの駐車場がある小高い山の上まで登って、停めました。
そして、先にチェックインの手続きだけ済ませて、さぁお店巡りです。
大きな施設だと聞いていましたが、確かに広い。
山の上のホテルのロビーからは、長いエスカレーターを3本乗り継がないと、お店のある平地まで降りられません。
お店も、あちこちに点在していて、これだけ広いと、何処に行こうか迷ってしまいます。
ヴィソンで食事を楽しもうと、朝食をほとんどとってこなかったので、すでにお腹はグーグーです。
食べ歩きできるところがいいかなと思い、マルシェエリアを目指すことにしました。
ただ、このマルシェエリアは、ホテルから一番遠いところにあって、ワンコをお散歩させながら、のんびり歩いて15分ほど。
行ってみると、思っていたほど食事の選択肢がなくて、ずいぶん悩みました。何にしようか、、、。
テレビで紹介されていたトリュフ飯にハンバーグをのせたお料理(松飯炭マンハッタン)が目についたので、そちらと、、、通路をはさんで反対側にあった、鈴木水産さんでは、カキフライを購入。
座席は、簡易的な机と椅子が通路に置いてあったので、そちらを利用。もちろんワンコも一緒です。
熱々のカキフライに、タルタルソースをたっぷり付けて、パクり実食です。
これは美味い(゜∇^d)!! じゅわっと海の香りが口の中に広がります。これこれ、これが食べたかった♪ただ、1人2個は少な過ぎました。
一方、トリュフご飯は、プラスチックの容器に入っていたので、ご飯がベとってしていて、ハンバーグは作り置きだったのかパサパサでした。
味付けは、シンプルな塩味で食材勝負だったようですが、私たちの好みではありませんでした。お値段1000円の割に、めちゃ量が少なくて、、、高級食材を使ってるので、仕方がないのかな。
せっかくのランチでしたが、お腹が空いていた割に量が少なく、ちょっと中途半端な昼食となってしまった。
しっかり食べたい方は、マルシェエリアではなく、和ヴィソンエリアかサンセバスチャン通りにあるレストランに行った方がよいと思います。
マルシェ(市場)自体も、野菜の種類が少なく、お土産用の果物ばかりで、ちょっと残念でした。ワンコ用にプチトマトを捜しましたが、ありませんでした。
期待をしていただけに、、、
でも、その後、のんびりと猿田彦珈琲で美味しいコーヒーを飲んで、その後、和ヴィソンエリアに移動して、チェックインの15:00までお買い物を楽しみましました。
全ての商業エリアを散策するには、最低でも3～4時間はかかります。ホント疲れるほどの広さです。
私たちが一番気に入ったのは、和ヴィソンエリアで、お店の数が多くて、出汁、海苔、味噌、お酢、伊勢醤油などの専門店で味見ができる処もありました。ただ、残念ながらワンコは入れないので、妻と交代で、お店巡りを楽しみました(*^ー^)ノ♪
結局、チェックインの15:00までに全部回ることはできず、一旦、お部屋に荷物を運び込んで、ちょっと休憩した後も、散策を続けました。
疲れた(*_*)
ホテルでのんびり過ごすつもりが、、、嬉しい悲鳴です(笑)
この和ヴィソンエリアでは、お土産に、出汁パックとバター風味の海苔、赤い寿司酢、それと、三重の老舗メーカーのおぼろタオルが作った専髪タオルという吸水力が半端ないタオルを愛犬用に２本買いました♪
＜和ヴィソンエリア 公式ＨＰ＞
vison.jp/area/wavison/
ホテル内は、こちらも広くて。
ワンコ部屋は3階にあって、ロビーからはエレベーターを2本乗り継いで6～7分ほどかかります。
お部屋には、ベッドの横にソファがあって、のんびりくつろぐには十分なスペースです。
洗面台に、トイレとお風呂は、お部屋の裏手にあって、とても清潔感がある最新式で。シャワーはミストの細かな水流がでて、最高に気持ちが良かったです。
大浴場は、ホテル最上階のロビーから外に出て、さらに登った本草湯(ほんぞうゆ)という施設にあります。
とても立派な施設で、広々とした休憩スペースには、竹林をイメージさせる柱があって、驚きで目を見張ってしまいました。お風呂のお湯は、薬草が入ったお湯で、疲れた身体を癒すことができました。
＜本草湯（ほんぞうゆ） 公式ＨＰ＞
vison.jp/shop/detail.php?id=63
夕食は、ワンコと入れるレストラン、ノウニエールでいただきました。
＜ノウニエール 公式ＨＰ＞
vison.jp/shop/detail.php?id=71
このノウニエールという名前は、「農にエール」をもじって付けたとか。確かに、三重県産のお野菜にこだわったお料理が出てきました。
こちらのレストランは、ホテルの直営店で、場所はホテルのロビーがある山頂から車で2分ほど下った処。
ホテルの巡回バスが通っていますので、そちらを利用することもできますが、私たちは車で伺いました。
お店の辺りは真っ暗で、雲ってなければ、満天の星空が見えたかも知れませんが、残念ながら、この日は小雨が降っていました。
お店は、ぽつんと一軒家といった雰囲気の山小屋風で、ワンコと一緒に食事ができるお部屋は、メインルームの逆側にありました。
私たちの他に、ワンコ連れはもう１組だけ。広くて薄暗い店内は、少し寂しく。暗過ぎて、お料理の写真が綺麗に写らなかったのも、残念です。今どき、こんな暗くてムーディーなお店は、あまりないと思います。
フルコースのメインのお肉は、店員さんに薦められて、プラス1人1500円で、伊賀牛から松阪牛に変更しました。何となく、断りにくい雰囲気を妻の目線に感じたので(笑)
最初に出てきたアミューズ(小さなお楽しみ)は、みえんどうと帆立というお料理。
大きなお皿の端っこに、ちょこんと小さな帆立がのっていて。この斬新な盛りつけに驚きました。お味はまぁまぁかな。
そして前菜は、茄子のムサカ。
ギリシャ料理のムサカの上にサラダ仕立ての菜っ葉がのっていて、なかなかの美味しさでした。ただ、こちらも量が少なくて、ちょっと物足りなかったかな。
でも、このとき出された自家製フォカッチャが美味しくて、お腹が空いていたので、2回もお代わりしてしまいました。
魚料理のイサキのグリルは、なかなかの美味しさで、やっと空腹が落ち着いてきました。
ただ次のお料理、胡瓜が入ったペペロンチーノは、私の好みではなく。胡瓜じゃなくて、アスパラガスとかならもっと美味しかったと思います。地元の胡瓜にこだわったんでしょうね。
そしてメインの松阪牛。
これも大きなお皿の隅に、ポツンぽつんとお肉を配置した斬新な盛りつけで。何でこんな盛りつけなんだろう、と、少し不思議に思いました。
お料理自体は、シンプルな塩味で、松阪牛とピーマンのうま味が味わえましたが、個人的には、デミグラス系やガーリック系のパンチの効いた味付けが好みです。
ドルチェに出てきた焼き茄子のジェラートは、うぅーん、これはいける。素晴らしい美味しさでした。
旅の2日目のフルコース。変わった盛りつけに、変わった食材のアレンジはありましたが、全体的に、楽しく美味しくいただくことが出来ました。
そして、朝食は、ホテルのメインダイニング～イスルンというお店でビュッフェをいただきました。ワンコはお部屋でお留守番です。
＜イスルン 公式ＨＰ＞
vison.jp/shop/detail.php?id=67
こちらイルスンは、夜はスペイン料理を出しているようで、ホテル最上階のロビーと同じ階にあります。
朝食ビュッフェは、洋食として、定番のスクランブルエッグやベーコンなどの他に、スペイン風オムレツや生ハムのカナッペなども置いてありました。
妻は、濃厚なコーンポタージュがとても気に入ったようです。
ただ、サラダの食材が少なく、和食の方は品数が少ない印象でした。
でも、さすがホテルのメインダイニング、味はピカイチで、どのお料理も美味しかったです。
朝から優雅に、食事を楽しむことが出来ました。
こちらのホテルはほんと観るところが多く、なかなか楽しめる施設だと思います。伊勢道の多気インターから出て直ぐの立地も、とても便利で、お伊勢さんにも30分くらいで行けます。
機会があれば、また利用したいと思います(゜∇^d)!!
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29 окт 2022
