数年前のある日スマホを眺めていたら、戦地で「爆弾が落ちたら笑おう」と子供に教えるお父さんのニュースを目にしました。
もうどうすることもできない状況の中、降り注ぐ爆弾から子どもを守ることはできなくてもせめて子どもが怖がらないよう心を守りたいというお父さんの「戦争」がそこにはありました。
スマホがあれば何でもわかるけれど、何もわからない。私はそう思います。
私は本当の戦争を知らずに生きています。知識では知っていても、何も知らないのです。
スマホを閉じればまたありふれた今日が始まる。
けれど同じ今日をそうやって生きている親子がいることを忘れたくないと思ってこの曲を作りました。
あれから数年。
どうかあの親子が心から笑えていることを願っています。
世界中の人が大切な人と笑い合えることを願って。
ありふれた今日/野々花
画面の中 遠い国の悲鳴が聞こえる
言葉も理由も知らない ただ右手のコーヒーが冷めていく
スマホひとつで世界の何もわからないけれど
瓦礫の街 声が聞こえる
「笑おう」この世界に落ちる絶望の音も 悲鳴も全て掻き消すように
「笑おう」愛する人を守るため 静かに僕らの幸福を示そう
君がいつの日にか 気付いてしまう前に
どうか どうか 愛をください
遠い国の あの街にも 日常がある
こどもたちの遊びはしゃぐ声 繰り返す おかえり ただいま
幼い君は世界の何もわからない
どうかそのまま そのままでいて
「笑おう」この世界に落ちる絶望の音も悲鳴も何も知らなくていい
「笑おう」愛する君を守るため 僕らの世界だけは笑顔でいよう
君がいつの日にか 気付いてしまう前に
どうか どうか
「笑おう」この世界に落ちる絶望の音も悲鳴も全て掻き消すように
「笑おう」愛する人を守るため 静かに僕らの幸福を示そう
僕らの世界だけは笑顔でいよう
画面の中 同じ星の 僕らは今日を生きてる
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11 сен 2024