障害があってもなくても手を携えてともに何かを作ろうと、種子島である劇場が開かれました。
暑かった夏休みから稽古に励んだ子どもたち、どんな舞台になったのでしょうか？
中種子町の公民館に集まった子どもたち。
発達支援の施設に通う子どもたちと地域のバレエ教室のメンバーです。
普段、特別支援学級に通う子どもたちにとって障害を持たない同世代と接する機会は多くありませんが、障害の有無に関わらず共に1つのものを作り上げようと、2ヵ月前から演劇の練習に励んできました。
タイトルは「共生劇場」、誰もが楽しく・自分らしく生きられる社会になるようにとの願いが込められています。
企画した”すまいるキッズ”橋口勝理事長の「本物の芸術触れてほしい」という思いもあり、プロの演出家有門正太郎さんを招きました。
本格的な指導の下、子どもたちは夏休みも熱心に練習してました。
本番直前もその熱量はさらに高まります！
そして迎えた本番・・・会場には家族や地域の人々らおよそ120人が晴れ舞台を見ようと詰めかけました。
しかし、大勢の人を前にした経験がない子どもたちは、舞台袖でも緊張を隠しきれません・・・
ナレーション担当の子が極度の緊張に襲われてしまいます。
心配そうに見守る仲間・・・、先生たちも励まします。
するとその数分後、ナレーション担当の子を支えるように仲間が声を合わせて一緒に読み上げます。
温かい拍手に包まれながら劇がスタート。
子どもたちは、種子島名物のトビウオが沈没船を救うというお話をセリフとダンスを交えながら力いっぱい表現しました。
練習の成果を発揮しきった子どもたち！！
その表情は充実感と達成感そして、どこか安心した表情でした。
子どもたちが力を合わせて作り上げた今回の舞台は、素敵な化学反応を生み出すことに成功しました。
互いを理解し合う社会を目指して、これからも交流が続いていきます。
詳しくは、動画をご覧ください。
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12 окт 2024
