C-758系統は、名古屋の玄関口である名古屋駅から、伏見や栄、矢場町など都心部を走り抜けて大須地区を周回し、同じく栄・伏見を経て名古屋駅へと戻る循環路線です。
この系統は、都心エリアの短距離利用を担っており、観光客の方も多く利用する路線です。そのため、一般路線とは区別されており、赤と白の塗装をまとった専用車両で運行され、バス停の間隔も短くなっているほか、運行時間帯も9時~19時に限定されており、本数も日中は毎時6本が運行され、都心の気軽な足として利用されています。2017年4月の名古屋駅バスターミナル建て替えによる路線再編で、大須地区へと延伸され、系統番号の変更や停留所へのナンバリング付与など、より観光利用を想定した路線となりました。
名古屋駅バスターミナルは各線改札口に近い9番のりばから発車し、名鉄名古屋駅前の南停にも停車します。笹島交差点から広小路通に入り、柳橋や伏見など、賑わいのある都心部を東へと駆け抜けていきます。栄交差点からは南へと進路を変え大津通に入り、矢場町交差点から一度東へ向きを変えて、Uターンするようにフラリエに立ち寄ります。そのまま若宮まで西へ進むと、大須地区に入ります。C-758系統は路線の大部分は両方向に運転されていますが、この矢場町~大須地区~白川通大津の間は左回りの片方向運転になります。大須地区を進み、上前津交差点から再度大津通へ入ると、そのまま北上し、矢場町・栄へ抜け、元来た経路を戻って名古屋駅へ向かいます。ただし、柳橋交差点から笹島北交差点の間は一部別経路となっています。
終始活気のある都心部の繁華街の中を走るため、利用者は非常に多くなっています。バスに慣れない観光客の利用も多い上、交通量の多い道路を経由するため、大幅な遅れがしばしばあります。ですが今回はあえてそういった光景を狙って、ゴールデンウィーク中に収録を行いました。特に大須付近の混雑が激しく、大須→名古屋駅方面では15分以上の遅れが発生したため利用者が集中しており、都心路線らしい光景を見ることができます。
なお、一部ピントが入口扉のステッカーに飛んでしまったため、ピントが合っていない区間があります。また、大須本町通~大須万松寺通の間の一部音声は都合により消去しています。ご了承ください。
収録車両は浄心営業所のTS-8で、収録機器はXperia 5 Ⅱです。中型車両での収録のため、三脚で固定しておりますが、大型車両での収録時とは画角が異なります。また、完全ノーカットのため、信号待ちや乗降者待ち、さらに今回は渋滞の時間が多くあります。適宜シークバーや10秒スキップ機能をご活用ください。
6 сен 2024