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【北海道名物】ジンギスカンのルーツは北海道ではない!?驚きの調査結果が・・・もんすけ調査隊(今日ドキッ!2023年4月27日放送) 

HBCニュース 北海道放送
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森田絹子(HBCアナウンサー)
明後日4月29日は羊肉の日ということで
道民も知らないジンギスカンの謎に迫ります。
依頼人(今日ドキッ!スタッフ 50代)
「北海道を代表する名物と言えば、ジンギスカンですが、
どこでどのように生まれたのか調べて下さい」
調査員が子供の頃に聞いたのは、
モンゴルの英雄チンギス・ハーンが遠征中に、
兜で羊肉を焼いて食べたという話。
果たして本当なのか?
札幌の老舗「成吉思汗だるま」で話を聞いた。
だるまでは、新鮮な生マトンを七輪の炭火で焼き、
辛口の醤油ダレにつけて食べる。
将棋の羽生善治九段も足を運ぶほどの名店だ。
調査員「ジンギスカンは、チンギス・ハーンが考えた料理?」
成吉思汗だるま 金官天憓さん
「いえ、違うと思います。私もそう思ったことはある。
実は、モンゴルでは羊の肉は食べるものの、
ジンギスカンの様な料理は存在していない。
では、どこで生まれたのか?
成吉思汗だるま 金官天憓さん
「東京から来たと聞いたことある」
なにーっ?
北海道のジンギスカンが、東京から伝わった!?
どういうことなのか?
ジンギスカンを研究している滝川市郷土研究会の高石会長に聞いた。
滝川市郷土研究会 高石啓一 会長
「東京にできたのは成吉思荘というところ。(昭和初期に)陸軍の人が来て、羊肉を食べさせてくれる所が必要だということで、建物を改造して、羊肉を食べさせるようにした」
なんと!ジンギスカンは、戦前の1930年代、
東京名物だったというではないか!
明治末期から羊肉を販売していた肉店の成吉思荘。
1933(昭和8)年開業のレストラン「宝来」など、
軍人や貴族が、好んでジンギスカンを食べていたのだ。
さらに、待遇改善を訴えた力士が、
飲食店に立て籠もった春秋園事件でも、
ジンギスカンが食べられていたのだ。
ジンギスカンの発祥は、東京なのか?
滝川市郷土研究会 高石啓一 会長
「これは中国から渡ってきていると言ってもいいでしょう。カオヤンロウという名前のもので、日本でジンギスカンという名前で宣伝している」
元々は中国のカオヤンロウという料理だったのだ。
1931年出版の「緬羊と其飼ひ方)」には、
「カオヤンロウ又はジンギスカン料理」と併記されている。
では、カオヤンロウとは、一体、どんな料理なのか?
まさか・・・まさか、現地へ行っちゃうのか!?
調査隊の辞書に「妥協」という文字はない。
そう、やってきたのは、中国の首都・北京だ。
果たして、どんな料理なのか?
調査員「ありました!こちらがカオヤンロウが食べられる店です」
北京市内にある創業175年の老舗「カオロウジー」。
中国の「国家無形文化財」にも指定される格式高い焼肉店だ。
ジンギスカンの起源とも言われる「カオヤンロウ」とは?
調査員
「こちらは直径1mほどのある巨大な釜です。先ほど、この中に薪で火が入れられて、これかカオヤンロウを焼いてくれるということです」
10種類以上の調味料に漬け込んだ羊肉とネギを炒め、
パクチーを混ぜ合わせたら
中国の伝統的な焼肉・カオヤンロウの完成だ。
一体、どんな味がするのか?
調査員
「羊の味わいが濃厚でパクチーの風味が混ざって本当に美味しいです」
カオヤンロウは、片膝を立てて立って食べるのが昔の流儀で、
お好みで鳩の玉子を蒸し焼きにしたり、
キュウリやニンニクを添えて食べるのだ。
ちなみに一般的に食べられるのは、この様な小さな鍋。
烤肉季 料理人
「中華民族の歴史的な料理が世界中から認められていると感じている」
明治末期、中国で食べられていたカオヤンロウを、
現地の日本人がモンゴルの英雄にちなみジンギスカンと名付け、
それが東京で広まったという。
では、なぜ、北海道の名物になったのか?
ジン鍋アートミュージアム 溝口雅明 館長
「戦前も食べる試みはあったんですよ、羊をたくさん飼ってましたから。でも臭くて」
北海道で、最初に羊肉が食べられたのは、大正時代と言われる。
第一次世界大戦で、軍服などに使う羊毛が不足したことから、
日本政府は月寒や滝川など
全国5か所に羊毛を取るための種羊場を設置。
そのため、一部の道民は、大正時代から羊肉を食べていたのだが、
特有の臭みのために広まらなかったのだ。
その臭みの強い羊肉を北海道名物に押し上げたものが・・・
ジン鍋アートミュージアム 溝口雅明 館長
「いわゆる美味しい食べ方、タレの工夫とか、肉をタレに漬け込んで臭みを消して、柔らかくして食べるという様な食べ方も工夫されたので、北海道では爆発的に普及したと」
1956年創業の松尾ジンギスカンが、
滝川の種羊場で開発された味付きジンギスカンを改良して、
ジンギスカンを柔らかく臭みのないものに。
同じ年(1956年)、ベル食品は、
各家庭で苦労して作っていた付けダレを商品化。
ジンギスカンが簡単で美味しいものに変化したのだ。
その結果、ジンギスカンは、広く道内に普及したと考えられている。
ジン鍋アートミュージアム 溝口雅明 館長
「そして、ほぼどこの家庭でも食べるようになって、一家に一枚ジンギスカン鍋があると言われたくらい家で食べてましたね」
調査依頼はこちら↓
lin.ee/pYvxEEm
www.hbc.co.jp/...
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17 окт 2024

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