【北鉄・上電編】現役のイカれた元京王3000系を紹介するぜ！ 

いや、700型は8編成で、導入されるメトロ03系は3編成しかありません。よって廃車後は部品取りされる予定のため、700型の状態の良いものは、もうしばらく残る見込みです。

1枚扉車は京王井の頭線での現役時代、ラッシュ時間帯に渋谷～富士見ヶ丘間を1～2往復して本日は運用終了、という車両でした。ほとんどの時間帯は富士見ヶ丘検車区の神田川沿いから見えるところに停まっていました。 また、3000系は1980年代に入ると側面に自動方向幕が設置される改造がなされましたが(これは渋谷・吉祥寺駅で「急行」→「各停」の運用に対応できるようにするのが狙い)、1枚扉車は1970年代に製造された増結中間車(渋谷寄りから2両目のデハ3100番台)も含め、最後まで側面に自動方向幕が設置されることはありませんでした。

上毛電気鉄道の712号車は1988(昭和63)年2月に浜田山駅で起きた踏切事故で渋谷方3両が大きな被害を受けました。営業復帰後は外板が更新され、1980年代以降に製造された編成と同じ雰囲気になりました。その際、「急行」(当時は京王線も含め白地に赤字)プレートを指していた部分は無くなっています。なおデハ3108と3058はアルピコ交通でリバイバル塗装となって活躍しています。