【博士と町山】町山智浩が映画批評で大切にしているもの【11月号4/4】 

クラシックの演奏者はほとんどが技術者でグールドみたいなアーティストは稀でしょう。

@@yzatoo葛藤を表現で昇華するタイプと 特殊訓練によって半ば技術として人を感動させるアートをやる人がいる２パターンなのではないですか

ピアニストは「演奏者」なので、広義ではアーティストだけどちょっと系統違うと思う。映画でいえばどちらかというと俳優に近いような。作曲家ならゼロイチで作るので今回の話には当てはまるが。 じゃあ俳優はアーティストじゃないのか？と言えば広義で言えばアーティストと言ってもいいだろうし。折り紙クリエイターも芸術家だしRU-vidrも、ぐちゃぐちゃな絵を描く赤ちゃんも捉え方によれば芸術家でしょう。しかしあんまりこの問いは捉え方によるので考えるだけ不毛。 そもそも「芸術」「芸術家」という定義と範囲が曖昧なものを、これは例外ではあれは例外では？と列挙しても何も生産性ないし、その定義について町山さんもあなたも議論したいわけじゃないでしょう。(てか芸術にそうやって定義とか定規を当てる事自体が、芸術の持つ自由さと相反するので、つまらない) なので素直に、「『芸術家』と言っても定義はいろいろあるけど、特にゼロイチで生み出す事が主たる『芸術家』においては、葛藤のインスピレーションを受けがちだね(100%じゃないけどね)」ぐらいで柔軟に心広く受け止めれば済む話じゃありません？ 「全員」「みんな」みたいな物言いをそんなに厳密に素直に受け入れんでいいと思う。柔軟に。 雑に言えば「みんなそんな事はわかって聞いてんだよ」ってやつです。別に疑問に思う事を封じるつもりはないけれど、別にその指摘そんなに斬新じゃないんで、みんな自分の脳裏を掠めてもスルーしてるだけです。だって発言の主旨がそこじゃないから。つまらないから。