ぜひ動画を見終わってから概要欄を読んでください。
『檸檬』を読んで。
私は動画の罰ゲームで『檸檬』という小説を読むこととなりましたが、『檸檬』という題名を見て、まず私の頭に浮かんできたのは、あの黄色い果物の「レモン」
私は柑橘アレルギー。この作品のタイトルが『檸檬』だった為、この小説に対してとてつもない嫌悪感を抱き、正直全く読む気になりませんでした。
そのような中、仕方なくこの小説を一読しました。
物語としては、この小説の主人公は、「不吉な塊」に心をずっと圧さえつけられていた。この「不吉な塊」によって、主人公は好きだった音楽や詩、文具店の丸善への興味を失い、古ぼけた街をさまよい歩きそこで、普段から気に入っていた果物屋の店先で『檸檬』を見つけた。
冒頭の暗い雰囲気から始まり、中盤までは重く暗い物語だが、果物屋の店先で見つけた『檸檬』を機に、主人公の気持ちはだんだんと、明るく軽く爽やかになっていきます。
最後は、『檸檬』を時限爆弾に見立て、「不吉な塊」「不安な物事」が吹っ飛ぶところを想像し、街を下って行くという内容でした。
作中幾度も出てくる「不吉な塊」というワードがいったい何のことであるのかということ、
物語終盤『檸檬』をなぜ爆弾に見立てたのかといことが疑問に感じるのではないかという内容でした。
私が思うに、主人公は若者です。将来の事であったり、人との関わりがどんどん変化していく日常に、不安や期待に心を揺さぶられるそのような若者の悩みであったり苦悩を「不吉な塊」という言葉に表したのでないかと思います。
そして最後は、そのような若者ならではの複雑な悩みを爽やかでスッキリとしたイメージである『檸檬』に例え、吹っ飛ばすという想像をし気分を切り替えたのではないかと思いました。
私の場合は『檸檬』が嫌いな為、悩み事がある時は「不吉な塊」をコーラ、『檸檬』をメントスに例え、メントスコーラをし気分を爽快にぶちまけたいと思いました。（笑）
はじめしゃちょーの畑です。
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14 окт 2024
