前編: • 【前編】「Amazon従業員はエッセンシャル...
(概要)
2020年の大統領選で前大統領のトランプ氏が敗れたことで、2021年1月に民主党のバイデン氏が米国の大統領に就任した。ところが、「選挙は盗まれた」と選挙不正を訴えるグループが米国議会に乗り込み、暴動を起こすという出来事が起きた。
数カ月後、Zevin Asset Management 米・大手小売のウォルマートの株主総会で「ロビー活動と政治献金の使途」の開示を求める株主提案が提出された。
Zevinはウォルマートと選挙不正を訴える草の根グループとつながりがないのか、はっきりするべきだと同社に迫り、22%の賛成比率を獲得した。ESG投資の主流化とともに、気候変動問題や職場のDEI(多様性・平等・インクルージョン)にとどまらず、企業のロビー活動や政治献金への開示を求める動きが加速するアメリカ社会。
ウォルマートへのキャンペーンの裏側とESG投資の動向について、同サステナビリティ投資責任者のマーセラ・ピニラ氏にお話を伺った。
聞き手: 松木 耕 (ジャーナリスト, @kohmatsuki on Twitter)
■ Zevin Asset Management
1997年に設立された、ボストンを拠点にするインパクトファンド。創業以来、企業の社会的責任を最優先事項とする。環境・社会・ガバナンス（ESG）分析を投資プロセスに組み込み、企業に直接働きかけ、企業の行動の意味ある改善を実現を目指す。従業員は女性が過半数を占める。
■関連リンク
Zevin Asset Management HP: www.zevin.com/
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16 окт 2024
