鬱憤晴らした西武打線 投打かみ合い連敗ストップ―プロ野球(時事通信)
打者10人の攻撃で一挙に5得点。
極度の不振に陥った西武打線が五回、鬱憤(うっぷん)を晴らすように快音を響かせた。
2死三塁から先制打を放った元山には格別の思いがあった。前日は三塁の守備でミスを犯した後、ベンチに下げられた。懲罰交代の悔しさに、試合後は日付が変わるまで室内練習場でバットを振った。
渡辺監督代行に「きょうはお前が頑張れ」と声を掛けられて臨んだこの日。好機で巡った打席で広島・森下のカットボールを中前へはじき返すと「悔しさと懸ける思いでほえずにはいられなかった」。25歳の雄たけびが着火剤。打線がつながり、好投手をこの回限りで引きずり下ろした。
今季2度目の8連敗を喫した11日、内野ゴロに倒れて最後の打者となった主将の源田はグラウンドでうずくまって泣いた。先発した今井も目頭を押さえた。大量の借金を抱えるチームは誰もが苦しみを抱えている。
隅田は今季初完封。投打で意地を見せた選手たちに監督代行は「良い形で主導権を取れて逃げ切れた」と目を細めた。「まずは勝ててよかった」と言ったのは源田。目標を失いつつあるチームに一筋の光が差した。
得点力不足の西武が一挙5得点 元山飛優が36イニングぶり適時打 森下暢仁の連続無失点を23で阻止 渡辺監督代行就任後初のビッグイニング (西スポ)
8連敗中の西武が打者一巡の猛攻で5点挙げ、広島・森下暢仁の連続無失点を23イニングで止めた。
0―0の5回2死三塁、元山飛優がカットボールを中前へ運び、チーム36イニングぶりとなる適時打。先制点を挙げたのも6試合ぶりで、一塁ベース上で力強く拳を突き降ろした。
長谷川信哉が中前打で続くと、一、二塁で西川愛也が右中間を破る三塁打で2点追加。栗山巧が四球で歩くと中村剛也も適時内野安打で続き、さらに陽川尚将も今季初打点となる中前適時打を放った。1イニング5得点は5月26日オリックス戦の8回以来で、渡辺久信監督代行就任後では初のビッグイニングとなった。
元山は11日の広島戦に先発出場したが、4回の守備で悪送球し、次の回に交代させられた。9番三塁でスタメン出場したこの日、前夜の悔しさをバットで晴らした。
西武打線が23回連続無失点の森下暢仁から一挙5得点 102キロの中村剛也が激走しタイムリー内野安打(日テレニュース)
西武は23回連続無失点の広島先発・森下暢仁投手から一挙5点を奪いました。
4回まで無得点で抑えられていた西武は、5回、代打の滝澤夏央がレフト前ヒットを放つと、2アウトながら2塁のチャンスを作ります。すると9番の元山飛優選手が センターへタイムーヒットを放ち、森下投手から先制点を奪います。
その後、1、2塁にすると、西川愛也選手がライトへタイムリースリーベースヒットを放ち、さらに2点を追加します。
栗山巧選手が四球を選び1、3塁になったところで、中村剛也選手がサードへボテボテのゴロを放ちますが、102キロの体を揺らし1塁へ激走。内野安打となり1点を加えました。
そして陽川尚将選手にもタイムリーヒットが出た西武。森下投手から1挙5点を奪いました。
2024年6月12日 セ・パ交流戦
埼玉西武ライオンズ vs広島東洋カープ
2回戦 ベルーナドーム
ライオンズ スターティングメンバー
先発 隅田 知一郎
1(右) 長谷川 信哉
2(中) 西川 愛也
3(左) 栗山 巧
4(指) 中村 剛也
5(一) 陽川 尚将
6(二) 佐藤 龍世
7(遊) 源田 壮亮
8(捕) 古賀 悠斗
9(三) 元山 飛優
監督代行 渡辺 久信
カープ スターティングメンバー
先発 森下 暢仁
1(中) 秋山 翔吾
2(二) 菊池 涼介
3(右) 野間 峻祥
4(三) 小園 海斗
5(左) 末包 昇大
6(指) 坂倉 将吾
7(一) 佐藤 啓介
8(遊) 矢野 雅哉
9(捕) 會澤 翼
監督 新井 貴浩
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11 июн 2024