小学館文庫・山本周五郎傑作選3「夜の辛夷」より朗読させていただきました。
初出・・・『別冊週刊朝日時代小説特集号』1955年(昭和30年)4月
お滝は、男に騙されて産んだ子供を育てるために岡場所の女として働いている。お客として馴染みになった元吉は、寝床を共にせずに泊っていく変わった男だったが、お滝はだんだん彼に魅かれていき・・・。
【主な登場人物】
お滝・・・岡場所「吉野」で働く女。
元吉・・・お滝の馴染み客。
しげる・お若・ともえ・おしま・・・「吉野」の妓。
根岸の政次・・・岡っ引。
【もくじ】
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山本 周五郎
(やまもと しゅうごろう、1903年6月22日 - 1967年2月14日)は、日本の小説家。
本名:清水 三十六(しみず さとむ)。山梨県生れ。
横浜市の西前小学校卒業後、東京木挽町の山本周五郎商店に徒弟として住み込む。
1926年「須磨寺附近」が「文藝春秋」に掲載され、文壇出世作となった。
『日本婦道記』が1943年上期の直木賞に推されたが、受賞を固辞。
以後、「柳橋物語」「寝ぼけ署長」「栄花物語」「樅ノ木は残った」「赤ひげ診療譚」「五瓣の椿」「青べか物語」「虚空遍歴」「季節のない街」「さぶ」「ながい坂」など
庶民の立場から武士の苦衷や市井人の哀感を描いた時代小説、歴史小説など大衆小説で知られ、特に晩年多くの傑作を書いて高く評価された。
ボイストレーナー・朗読家の あべよしみです。
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21 окт 2024