昨年7月1日、あるポスト(ツイート)に日本中が注目し、そして目を疑った。
──『15年間在籍したスマイルカンパニーとのマネージメント契約が中途で終了になりました。私がメディアでジャニーズ事務所と藤島ジュリー景子社長に言及したのが理由です。私をスマイルに誘ってくださった山下達郎さんも会社方針に賛成とのこと、残念です。今までのサポートに感謝します。バイバイ!』
ポストしたのは、大物ミュージシャンやグループを手掛けてきた音楽プロデューサー 松尾潔氏だった。この3ヵ月後に、2度目の会見を開いた旧ジャニーズ事務所(現 SMILE-UP社)は、性加害の事実を認め、謝罪し、社名を変え、被害者への補償を約束し、トップの交代を決めた。まだ大手メディアも及び腰の段階で、音楽・エンタメ業界のど真ん中から、勇敢にも日本最大の芸能事務所に問題を指摘する声をあげたその人は今何を思うのか。『おれの歌を止めるな ジャニーズ問題とエンターテインメントの未来』(講談社)を上梓した松尾潔氏に聞いた。(聞き手:長野光=ビデオジャーナリスト)
このインタビューのダイジェスト記事が、オンライン・メディアJBpressにて公開されています。
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14 окт 2024