体も開く喉の開け方(ver.1)のアップデート版。さらに、言葉を滑らかに歌い・話すための喉の開け方を解説。喉を開けるとは何か、どうすれば良いかのおさらいもあります。
【体も開くのどの開け方ver.1はこちら】
• 【体も開く「喉の開け方」】ポイントは喉・舌・...
日本語(標準語)は滑らかに話すように歌い・話すのが、難しく感じている人が多いですね。大きな原因として、常に子音→母音の成り立ちや50音という「かな文字」のイメージがあると思います。
●喉を開ける(声帯を開ける、ではない)とは何か。
●舌根を広げ、自然に下ろすコツとは?
●真面目な人は要注意?
●喉を開けるだけでは発音はできない
●子音と母音では開け方が変わる?
●例「子音Kと母音Aは同時に言えないという当然のこと」について
●滑舌偏重の問題
●滑舌の本当のあるべき意味とは
この辺りをごく簡単に解説しています。
◆さらに詳しく(お時間があればお読みください)◆
実はここに書いたことは、できる人は【自動的に】何も考えずにやっていたりします。
しかし、考えずにできていることを教えるのは非常に難しいため、実際のレッスンでは、欠点の指摘や、とにかく「喉を開けろ」「声帯を集めろ」「響かせろ」「横隔膜を…」とDOはあってもHOWが弱くなりがちです。
特に声帯や横隔膜などは、普段、意識することがまず難しい器官で「いま声帯が閉じている」とか「横隔膜が広がっている」などは理論では分かっても意識することは至難の技です。
意識しようとしてその周りの余計な筋肉に力が入り「力を抜け」と言われて、必要な力まで抜いてまた怒られる…という負のスパイラルに陥る人も少なくないのです。
例えば風邪をひいて、喉が痛いときは声がまだ出るのに、声が完全に枯れた時にはもう痛くない…という経験がある人も多いと思います。声が枯れた時には痛くも痒くもないという、そんな器官なのです。そもそも痛いのも声帯ではないのですが。
体の各パーツを理解し、バランスよく組みたいて楽器にして、適切なタイミングで使わないと、どんなに正しい方法とされる発声法や呼吸法、ミックスボイスなどを学んでも、身にはつきません。
しかし、きちんと体を楽器として使うことを覚えれば、まず呼吸法や喉の開け方は自動的に身につき、発声法も驚くほど簡単なものに見えてきますよ^^
7 сен 2024