【歌詞談】隆盛期バンプの醍醐味！ストーリー系歌詞の極み。車輪の唄／BUMP OF CHICKEN を語る。【#12】 

自分は鞄を改札に引っ掛ける所まで描写する歌詞に衝撃を受けました。いや小説だったら分かるけどメロディという縛りがあるのにこんなに違和感なくおとしこめるのかと本当に感心しました。

ずっと聴き続けて何でこんなに良いんだろうと考えてきたけど個人的には言語におけるバランス感覚が異常って結論になった 具体や抽象のバランス、言葉一つ一つの持つイメージというか色を完璧に捉えた上でそれが移り変わっていく様子の描き方が本当に上手い

語られていない部分を聞く側がいくらでも補足出来て、それぞれの思いを落とし込んで自分の物語に出来る。 だから聞く度に「今」の自分の曲になるから、もう20年近く昔の曲だけど古さを感じないんでしょうね。 大好きな曲です。良い解説ありがとう

ストーリー仕立ての歌詞はたくさんあるけど箇条書きにならず少ない描写で起承転結しっかりあって感動させられる歌詞って少ないと思う

歌詞はコチラをご参照ください！ チャンネル登録・Goodリアクション 感想コメント・自己流考察コメント等も！ よければぜひお願いします！ 車輪の唄　／BUMP OF CHICKEN 錆び付いた車輪　悲鳴を上げ 僕等の体を運んでいく　明け方の駅へと ペダルを漕ぐ僕の背中 寄りかかる君から伝わるもの　確かな温もり 線路沿いの上り坂で 「もうちょっと、あと少し」後ろから楽しそうな声 町はとても静か過ぎて 「世界中に二人だけみたいだね」と小さくこぼした 同時に言葉を失くした　坂を上りきった時 迎えてくれた朝焼けが　あまりに綺麗過ぎて 笑っただろう　あの時　僕の後ろ側で 振り返る事が出来なかった　僕は泣いてたから 券売機で一番端の 一番高い切符が行く町を僕はよく知らない その中でも一番安い入場券を すぐに使うのに 大事にしまった おととい買った 大きな鞄 改札に引っ掛けて通れずに　君は僕を見た 目は合わせないで頷いて 頑なに引っ掛かる鞄の紐を　僕の手が外した 響くベルが最後を告げる　君だけのドアが開く 何万歩より距離のある一歩　踏み出して君は言う 「約束だよ　必ずいつの日かまた会おう」 応えられず俯いたまま　僕は手を振ったよ 間違いじゃない　あの時君は… 線路沿いの下り坂を 風よりも早く飛ばしていく　君に追いつけと 錆び付いた車輪 悲鳴を上げ 精一杯電車と並ぶけれど　ゆっくり離されてく 泣いてただろう　あの時　ドアの向こう側で 顔見なくてもわかってたよ　声が震えてたから 約束だよ　必ずいつの日かまた会おう 離れていく君に見えるように　大きく手を振ったよ 町は賑わいだしたけれど 世界中に一人だけみたいだなぁと小さくこぼした 錆び付いた車輪　悲鳴を上げ 残された僕を運んでいく　微かな温もり 【official PV】 ru-vid.com/video/%D0%B2%D0%B8%D0%B4%D0%B5%D0%BE-x9S9oygUEW0.html

BUMPの歌詞解説楽しく見させていただいてます。 「錆びついた車輪悲鳴をあげ」という曲の中で3回出てくるフレーズで1回目は坂道を頑張って登る姿、2回目で坂道を全力で下る姿、最後に1人での帰り道車輪の音だけが響く虚しさ、全く同じフレーズなのに3パターンの違う景色が見えてくるのが素晴らしいですよね

「約束だよ　必ず　いつの日かまた会おう」の部分はこれぞ歌詞だなって感じがする。こんなに素直で伝わりやすい言葉はないと思う。 「約束だよ　必ず　また会おう」っていう一番伝えたい歌詞の母音が「あ」で響きやすくて「いつの日か」が少し弱い母音の「い」ってのもうまくできてるなって思った。

解説ありがとうございます 作者の歌詞は短歌や俳句のようで、最小限かつ誰でもわかる単語で多くを語る 歌詞と共に音楽で懐かしい思い出や空気感を脳内再生させる能力がすげー あと、パット見、別れがテーマなのにハイテンポなのがこれと、宝石になった日

この歌詞をカントリー調のリズミカルで跳ねるような曲に乗せてるからオシャレなんだよなあ

車輪の唄大好きです。 今回、動画見て、歌詞読んで、今までより鮮明に情景が浮かんできて「やっぱりいいな〜」って思いました。 ありがとうございました。

心情を語るのではなく映像を作る。心情は聞き手に想像させる。俳句的だなあ

改札に引っかかった鞄の紐を"目は合わせないで"外したのは、僕が泣いてたことに気付かれないようにしたかったからだと思っています。 別れの瞬間に俯いたままだったのも、きっと泣いた顔を君に見せたくなかったから。 そして最後に、君も「泣いてただろう」と言っていたことから、この2人はどんなことがあっても涙を見せない関係性だったのかな(もしくは「別れの日に泣くのは禁止ね」みたいな約束や、暗黙の了解を交わし合っていたのかな)と想像できます。 とすると、坂を上りきった時に君も実は泣いていて、それを僕に悟られないために笑ったフリをしていたのかもしれません。 そんなことを考えながら聴くと、また一層深く感動してしまいます。 書かれていなくてもこういうストーリーも膨らませられる余白を持たせつつ、しっかり感情も伝わってくる魔法のような歌詞だと感じました。

BUMP歌詞談、おすすめから新しい動画を見て、さかのぼり一つずつ拝見させていただいています。 プロの作詞家、表現者としての視点から深掘りし受け取っていく語り、また作者の実際の発言なども参照されていて、自分のイメージとも比べながら楽しく視聴させていただいています。グッとくるポイントの解説ではそれだけで曲を思い出しながらポロポロ泣いています。笑 ぼくはこの曲の解釈というか、イメージは、 「幼馴染」でした。 別れの日で大きな荷物もあえて自転車二人乗り(錆びついた=古い自転車というのも昔からよくそうしていたという描写？)だったり、 恋愛の喜びや別れの苦しさというより、お互いに大事な存在だけど、成長し大人になりながら、新しい場所への旅立ちを見送る、みたいな。 離れたくないという気持ちよりも、当然の、喜ばしいこととして迎えたいという気持ちを、当然のように二人は共有していた、 ただ、そんな喜ばしい門出、楽しい笑顔で見送るはずだったのに、相手に見せずとも泣いてしまったのは、お互いに淡い恋心(これからも特別な関係として二人でいたいという気持ち…)も芽生えつつあったから…？ 一人でうじうじと気持ちを整理できず、目も合わさないで応えられもせずいた「僕」だったが、震え声を聞いてその「君」の気持ちにも気づいて、Cメロの感情爆発(ウォオオオ)。 それなら、それでも、お互いのため笑顔で別れないと！と、なりふり構わず追いかけ、大きく手を振る… そんな二人(の関係)の成長を描いた物語なのかなと思っています。 後の動画でも指摘されていると思いますが、 BUMPのすごさは、歌詞の表現はもちろんストーリーテリングとしての構成力のすごさ…そこに激しく賛同します！ それは楽曲の構成や感情をかきたてる独特な歌唱ともマッチして、まさに唯一無二、凄まじい完成度だなと改めて感心… これからも楽しみに聞かせていただきます！！

運転してる時に聴くチャンネルが決まった。

前回のツアーの5曲目では、2daysの1日目がプラネタリウム、2日目が車輪の唄という構成でした。 どっちも恋愛にフォーカスした曲なのかなって思ってます。 どちらの解説も、なかなか言葉に出来ない感覚を言語化して頂いてとてもしっくり来ました。もっとBUMP OF CHICKENの歌詞解説お願いしますっ！

ラストのサビ、ライブだと力強く叫ぶかのように歌い上げるのが、遠のいていく相手に対して必死で訴えているように感じて、よりその情景を鮮明に想像することができます。 ライブで演奏しているところをぜひみていただきたい・・・

BUMPのストーリー仕立ての曲って本当絵が浮かびますよね。 車輪の歌の他にも Kとかダンデライオンとかラフメイカーなんかも最初聞いた時は感動しました🥲

最後まで拝見しました!とても良かったです‼︎

最初泣いてたのはただ朝焼けがあまりに綺麗すぎてかと思ってた

『いや〜、青春しとるなー』と思いました。高校生の幼馴染とのことかなと思いました。

アルバムに収録した曲がリカットシングルとしてリリースされた珍しい曲だったのが印象的でした。当時はは車輪の唄の歌詞に合わせたストーリーのフラッシュムービーがあったりと二次創作でも人気があった。

電車を追いかける僕の姿が 「銀河鉄道」の主人公に目撃されていて そこでまたグッとくる

BUMPはいいなぁ

バンプは映画みたいな歌詞✨　最近のではアカシアをリクエストします　私はポケモン知らないんだけど　自分と分身との共闘と友情の世界観がちょっと分かったような気がしてジーンとなった

カップルだ、男女だ、と言い切らないスタイルで動画をあげていただきありがとうございます。 恋愛感情がわからない私にとって、恋愛ソングだと言い切っていない曲が多いBUMPは救いで、そこは重要なので、ありがたかったです

解説ありがとうございます。楽しかったです。 あの時　君は　の後のシャウトの間に、君が泣いてることに気づいて、感情のままに走って、自転車を漕ぎ出していくところを表してるんだろうなって感じます。 それから、歌詞の始まり二行でから、ノスタルジックな田舎めいた景色の中、錆びた自転車で朝焼けに駅に向かってるのが表現されてるのに脱帽でした。歌詞のセンス堪らんですね。 あと、何万歩より距離のある一歩から、君と僕の距離と、君が目指す夢やら未来やらの距離とどっちも表現されているように思えて特に好きです。

車輪の唄、スネアのリズムが電車が走る音と同じなんですよね、凄く造りが細い

今までカバンの描写はなんとなくで聴いていたから、2人の心情という解釈には目から鱗でした👏 何年経っても色褪せない名曲の深さ、改めて脱帽です。

1番 「約束だよ　必ず　いつの日か　また会おう」 君から僕へ言ったセリフ。だからカギカッコ付き 2番 約束だよ　必ず　いつの日か　また会おう 僕からの君に届かない声、思い。だからカギカッコ無し カギカッコのある無しだけで情景を伝えてくれますね。

BUMPの大ファンです！ 登録チャンネルさせて頂きました。 これから空き時間に順番に拝見させて頂きます！楽しみが出来ました！

藤原君の歌　歌詞大好きです　バンプオブチキンばかり聴いています✨

これ学生時代キュンキュンして、のちに男友達だと知って癖が歪みました。

改めてコメント失礼致します。 受け取り方は自由！共感致します。 私は後者の方、藤くんの世界観を紐解きたくて聴いてます！ 最初はラブソングだと思っていましたが、こちらのコメント欄のふみたまさんの意見を読んで確信しました！ BUMPの曲では僕と君が自分自身と思う曲がいくつかあると思っていたのですが車輪の唄もまさにそぅだと思います！ TKさんのコメントで銀河鉄道が出てきましたがリンクする部分があるので是非取り上げてほしいです！

自己流考察載せさせてもらいます。　　 車輪の唄は、夢を追う自分と諦める自分の心の中のやりとりだと思っています。 これからも夢を追い続ける自分が「君」で諦める自分が「僕」です。 これからも夢を追う自分の魂と送り出す自分の魂を擬人化してるって感じです。 夢を仕方なく諦めるのはすごく辛いことであり、割り切れない感情だからこそ、「同時に言葉を無くして」いるし、いざ諦める(＝電車が発つ)とき、「僕は泣いてい」るんです。 この読み方の肝は、「僕」も夢をまだ持っておくと決めていることです。だから「いつの日かまた会おう」と一直線に夢を追う自分に約束するんです。そして見送った後には、「微かな温もり(＝夢へのほとぼり)」が残っている。 スノースマイルやサザンクロス(その他たくさん)もこれと同じ風に読めます。 2通りに読めることがバンプの魅力だと思います。

最高の動画でした！

とても面白く観させていただきました！ぜひ「記念撮影」で話してもらいたいです！あの化け物じみた描写を‥‥！

藤くんが短期記憶喪失になった友達に書いたメロディーフラッグも秀逸よなぁ♪

これと対極なのが、陳腐な歌詞を極めた西野カナ。