8月、宗谷地方北部を震源とする最大震度5強の地震が発生。
道路はひび割れ、室内は倒れた家具や割れたガラスが散乱しました。
突然襲い来る災害、みなさんの備えは大丈夫ですか？
小学2年
「非常食とか？」
40代
「そうですね、これ以外してるかな。
たまには見直さなきゃダメだなと思う。
用意するとそのまま何年も置きっぱなしに
なっちゃってるので」
60代
「手の届くところに懐中電灯（充電式）と
それからランタン。電池も気にしながら
取り替えながら常に持ってればいいかなって」
19歳
「コロナの自粛期間にお小遣いの使い道が
そんなに無かったので、防災グッズを自分で
集めるのにハマってた時期がありました。
アルミで体を暖めるシートとか」
住友生命が行ったアンケートで
家庭の防災対策として何をしているか聞いたところ
「特になし」と答えた人が最も多い結果となりました。
一方で、準備をしている人の中では水や食品の
備蓄をしている人が多くなっています。
2歳の息子と親子3人で札幌で暮らす浅野さん。
寝室に用意している、非常用の持ち出し品を
見せてもらいました。
浅野さん
「ランタン、ラジオ、保温できるシートみたいなの。
あと簡易トイレ」
そのほか、電池で使える充電器に、
非常食を数日分、水とお茶は１週間分を、
賞味期限を見て入れ替えながらストックしています。
浅野さん
「（胆振東部地震で）ブラックアウトしたときに
光も全然持ってなくてペンライトとかも、
すごいぶらさげてダンスホールみたいな。
（当時）結婚してるわけでもなかったので
全然準備することなく、独り身なので何とかなるかなって
気持ちだったんですけど、やっぱり子供が生まれると
何かあったら怖いなって」
それでは、これから家庭での備えをしようという人は
どんなものを揃えればいいのでしょうか？
ホームセンターのDCMで
最近注目されている商品を聞きました
DCM発寒追分通店
防災売場担当 伊東 健一さん
「今はこういったようなランタンが
よく売れております。
懐中電灯だと、その場の明かりですけど
ランタンだと部屋全体を明るくすることができます。
さらに最近だとこういったようなペットボトルを
利用してランタンにできるという商品が人気」
使わない時はコンパクトに保管でき、
単3電池1本で、ペットボトルがランタンに
早変わりする商品です。さらに…。
伊東さん
「人気なのがこちらのポータブル蓄電池、
大容量で家族みんなで使えるという特徴がございます。
太陽光で充電できるというものも人気となっております」
防災用のラジオだけでなくスマートフォンで
情報を集める機会が増えたことで、
モバイルバッテリーや蓄電池を用意する人が増えています。
一方、非常食では、水を入れるだけで食べられる
アルファ化米などが知られていますが、
さらに便利なものも登場しました。
伊東さん
「お水もお皿も調理もいらないというものが人気。
これを開けていただいて付属のスプーンで
そのまま食べていただくという商品。
長期保存がですねこちらが7年間保存できる」
売れ筋の商品から、避難に対する意識の変化も
見えてきます。
DCMが行ったアンケートでは
「新型コロナの影響で、避難所へ行くことに
抵抗感が強まった」と答えた人が
7割近くにのぼりました。
50代
「（避難所に行きたくない？）わからないです。
いれるのなら家にいたい、なのでちょっと迷うところ」
60代
「ご近所との関係とかしっかり構築してないと、
その場にいって、なかなかコミュニケーション
取れなかったらつらい」
いわゆる「自宅避難」をするには
災害が起きる前からの備えが欠かせません。
きょうの「防災の日」は
家族で「備え」を見直す機会です。
4 сен 2022
