【花腐し】誰にでも訪れる郷愁感と哀惜感！映画の醍醐味！ 

綾野剛と柄本佑、二人の絶妙な演技とバランス、モノクロとカラーの使い分け、2000年〜2012年が舞台と思えないアナクロな雰囲気、可笑しさと悲しさの両方で身につまされるエピソードの数々、メタでファンタジックな結末、エンドロール後に挿入されるとあるシーン (ここに来てひと盛り上がりあるとは)、脇役含め無駄のないキャスティング、全てがかっちりハマっていて、年間ベスト級の作品でした。

12/23山形フォーラムで「花腐し」を観てきました。 2012年というピンク映画の終末期という時代を現代として、ロマンポルノ的ピンク映画の様式を使って、男のくだらなさと女性の生き生きとした感じがとても面白かったです。あちこちに映画への愛が溢れていてまた過去を懐かしむ感じが老年の私にはとても温かく辛く感じます。現代が白黒で過去がカラーという様式も新しく、また現実と幻想の間のこの感じがとても心に残りました。とにかく主演の３人が素晴らしくまたマキタスポーツもとても良かったです。最後の最後の終わり方もとても良かったです。

『花腐し』 観たかったのですがどうしても時間が作れずに 原作の『花腐し』松浦寿輝を読みました 〝シネマサロン〟を観ながら尚更興味を惹かれました

今週やっと見れました。 生と性と政治。荒井さんの作品でしたね。 綾野剛くんの裸体がきれいすぎて見とれちゃったけど、ピンクを撮ってる監督さんが、どうして一本のムダ毛もなく1ミリのムダ肉もないのか。。 あれだけお酒呑んでるんだから、ちょっとお腹が出てるくらいのほうがリアリティあるんじゃないかなと思いました😸✨

狭い映画館で10人位で観ましたが　前のおじさんが落ち着きなくて集中出来なくて残念でした！綾野さん柄本さんのファンでしたが　さとうさんは　女優の方に力入れてるなぁって思いました！ 私も最後のデュエット良かったです😃 なんか最近特に左の方刺々しくて感じ悪いですね

途中まではよくある構成とストーリーだなあと半ば退屈する気持ちもあった（酒匂さんが眠くなったのと近い感覚かもしれません）のですが、綾野剛が目覚めてからエンドクレジットまでは帰結のさせ方と演出・演技が見事で完全にやられました。

８０館位はやってもええんちゃうかな、、、もう荒井監督ここに来て、ライバルもいなくなって、やりたい事なんでも出来る様になってる様な気がするな。最早この人の王道、勝ちパターンって感じだな。 毎回火口のふたりみたいな作品作り続けてとんでもないな。 僕らはこういう映画はホンマ大好き。

「火口のふたり」の世界観が大好きなので、すごく楽しみにしてました。この昭和感、「さよならの向こう側」もよかったし、バックでかかってた山崎ハコさんの「恋」もすごくよかった。「火口のふたり」の伊藤ゆかりの「はやく抱いて」も映画の8割の雰囲気を作ってたので、今回も音楽の力も大きいですね。酒匂さんがもう少し館数を増やしても…とおっしゃってたけど、私の気持ちでは大多数の人に見て欲しくないような感覚があります。勝手な意見なんですけどね。 セックスシーンについては、私は女性ですけど荒井監督の映画は春画を見てるくらいの芸術的な感覚になってるので特に嫌な感じはないです。

The荒井晴彦、The昭和って感じの映画でしたね😅。 男性優位、酒ガブガブ、たばこは吸うわ、立ちションはするわで🤣 主人公の立ち位置は少し前に観た「スキンレスナイト」とほぼ同じでした、あっちよりもっと自責の念が強いのかもしれないけど。ピンク映画界、ひいては日本の映画業界とその周辺の闇や怨念みたいなものの深さを感じさせます。 柄本佑は、彼自体が幻で、若かりし頃の自分の化身と言う事なのかな？鬱積した自分の情けなさが一人称だけでは背負いきれなくて、彼を出して来たのかと思いました。映画監督だから妄想癖は人並外れてるだろうし。 さとうほなみは体当たりの演技で素晴らしかったですね😊。 最初のうちは、どっちかと言うともっと気の強い役の方が合ってるんじゃないかな？と思ったけど、もうちょい影のある人が演じるとまた質感が変わっちゃうし、最後のカラオケなんか見てると、もうこの二人しかいないなと、実は絶妙なキャスティングだったと思い直しました😅

注目はしている作品ですが、他に観たい作品が沢山あるので、未観賞のまま、この動画を視聴することに。 さて、観賞するかはσ(^_^;)?

今、観てきました。 ラストあたりで、あの部屋のドアを開けた時、綾野剛が最高に驚いた顔をするのですが、 彼は、何を観て驚いたのでしょうか？ ↑　 自分の想像が「正解」なんでしょうか？

現在のシーンをモノクロ、過去のシーンをカラーで構成。 映画を巡る若者のほろ苦い青春物語を二人の男の回想で描く。そんな構成も面白く、二人の男の元かの、さとうほなみ演じる祥子がいい女に思えた。 R18指定だけあってエロシーンは凄いのだけれど、昼間の普通の映画館でこれほどのエロは過剰気味だったなぁ。 まさかエンドロールで涙してしまう映画だったとは！

いつも楽しく観ています。 綾野剛のお尻がキレイでした。監督の体験談かと思ったら原作ありなんですね、読みたくなりました。 監督はどうしてもR18にしたかったのかな、私の映画仲間、特に女性は荒井晴彦作品は嫌いですね。