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【袖を振る歌】~人はなぜ手を振るのか~(『万葉集』) 

短歌一期一会
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今回は、『万葉集』から袖を振る歌をご紹介します。
万葉の時代、袖には呪術的な意味合いが込められていました。
現在でも、成人式などで若い未婚の女性が振袖を着たりしますが、振袖という名前は長い袖を振るということに由来しています。
古来、袖を振るという行為には呪術的な意味があり、振ることで神を呼び寄せたり、厄を払うことが出来ると考えられていました。これを「魂振り(たまふり)」といいます。
神に仕える女性たちは長い布や袖を振って魂振りをしていました。神輿を揺り動かすのも魂振りのひとつです。活力を失った霊魂の再生だったり、鎮魂(たましずめ)を目的としています。
『万葉集』の中から袖振りの例を挙げてみます。
あかねさす紫野(むらさきの)行き標野(しめの)行き
野守(のもり)は見ずや君が袖振る
額田王
凡(おお)ならばかもかもせむを恐(かしこ)みと
振りたき袖を忍びてあるかも
巻6 965 
大和道(やまとじ)は雲隠(くもがく)りたり然(しか)れども
我(わ)が振る袖をなめしと思(も)ふな
巻6 966 
石見(いはみ)のや高角山(たかつのやま)の木(こ)の際(ま)より
わが振る袖(そで)を妹(いも)見つらむか
巻2 132 柿本人麻呂
足柄(あしがら)の御坂(みさか)に立(た)して袖振らば
家なる妹はさやに見もかも
巻20 4423 藤原部等母麻呂
白波の寄(よ)そる浜辺(はまへ)に別れなば
いともすべなみ八度(やたび)袖振る
巻20 4379
柿本朝臣人麻呂、妻の死にし後に泣血哀慟して作る歌二首
玉鉾(ほこ)の 道行き人も ひとりだに 似てし行かねば
すべをなみ 妹が名呼びて 袖ぞ振りつる   巻2 207
#万葉集#和歌

Опубликовано:

 

12 сен 2024

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