【解説】恋愛映画じゃない!脱成長の物語『夜明けのすべて』感想レビュー【おまけの夜】 

昨年、パニック発作のようなものを経験しました。精神科医からは適応障害を言い渡され、映画の仕事を休職しました。この映画にすごく救われました。 「明けない夜はない」とか「止まない雨はない」という言葉がありますが、その夜が、その雨が永くて永くてすごく辛い。ただ夜だから、暗闇だからこそ、星は輝きを放ち、また空を見あげる事ができるんだと生きる希望が見えた映画だった。まだまだ夜は明けないかもしれないが、この映画が星になった気がする。また映画の仕事がしたい。

病気や障害をエンタメとして消費せず、適切な距離感を保ちながら個人の内面を繊細に描く三宅監督の手腕素晴らしいですね。「良い映画観たなあ...」としみじみ思いながら劇場を後にしました。早くも今年のベスト映画の最有力候補になるかもしれません。

今日、副音声付きで観に行ってきました。 求めていた恋愛関係ではない男女ペアの描き方をしている映画でした。過度にお互い距離を詰めすぎない皆んなの関係や克服した訳でないけれど少しだけ2人とも救われた終わり方がすごく素敵でした。髪を切られ、久々に山添君が笑ったシーンで涙が少し出ました。エンドロールにはキャッチボールする皆を弟さんが眺めているそうです。観終わると心がじんわりあったかくなって映画館の外の景色がいつもより綺麗に見えました。この映画を観て良かったです。

松村君の上司さんもすごい良かった、社会に出てからあんな親身になってくれる人なかなかいない。 あと、最初はカーディガン着てたのに、途中から制服着出すところも地味に良かった！

うつになり、死ぬことしか考えられなくなり、夜が来る度に不安が増幅して、死ぬか人知れず大声で叫ぶことしかほんとに出来ず、薬でなんとか睡眠をとり、そしてまた夜が来て。そんな毎日を永遠に繰り返してました。 人はみんな頭がおかしいとか、弱いとかで離れていきました。 職場で理解も助けてくれる人もおらず、一人暮らしの自分は本当に世界で独りぼっちになり、何もかもに希望も持てず、毎夜今考えるとおかしいような正常な判断も出来なくなっていました。 人はなにかのきっかけで簡単に壊れます。ただ、壊れている状態は誰にも理解されず、自分でも説明なんかもちろん出来ないです。 こういった精神の崩壊や苦しみ、混乱が少しでも人の目や足を止めるきっかけとなれば嬉しいですし、それを理解まではいかなくても、現実にあるんだと知るきっかけとなる素敵な映画だと思いました。

2/9山形フォーラムで「夜明けのすべて」を観てきました。 パニック障害、PMS、自死遺族の会に通う人など何かしらの生きづらさを抱える人々の人生の断片を綴った映画でした。主人公の二人の遠くもなく近くもなく、また友達とも呼べずただの会社の同僚でもない、何と名付けていいのかわからない関係性が慎ましやかに静かにそして温かく描かれていて、ひだまりのように心地よく感じました。最後二人が少しだけ前へ向かって進んでいく様が描かれとても気持ちの良い鑑賞後感でした。移動プラメタリウムの解説の語りが胸に沁みて来ました。

自分的にはパーフェクト・ディズよりも好きな映画ですね。 部屋の中での髪切りシーンや、男女の友情などの会話シーンなど、とても良かったと思う。 どんな人だって独りでは生きていけないし、迷惑もかけて生活してる。 思いやり、助け合いって本当に大切。毎日それは実感してる。自分もどれだけ助けられて生きてこれたか… マジで感謝しかない。

萌音ちゃんの演技、本当に自然で素晴らしかった。松村さんも他の役者さんの演技も自然で、まるでドキュメンタリーを見ているようでした。

わかりやすいお話しと萌音ちゃんファンという共通点があって嬉しいです。萌音ちゃんは演技というよりナチュラルに役を生きるのが本当に素晴らしいです。

観ている間『ケイコ 目を澄ませて』っぽい雰囲気を感じるなと思っていたのですが実際に同じ監督だったんですね！ マクロなのに決して冷たく突き放すわけではなく、同時にミクロなのに近づきすぎないちょうど良い距離感で、ありとあらゆる人をやさしく照らすようなとても心地良い作品でした✨ 観て幸せな気持ちになる作品はたくさんありますが、『夜明けのすべて』に関しては別格だと個人的に思います👏

この映画のラストに栗田科学の従業員…1人多い？と気づいた人もいて、もう一回見て確認したらホントだった。現れるけど誰とも挨拶せず、日陰の下で顔がハッキリと映ってないんです。 きっと栗田社長の亡くなった弟さんなのかな〜と。栗田科学が好きでずっとここにいるんだろうな〜と想像すると余計に胸が熱くなった。

感動的な動画でした。 原作を読んでますが、映画の方が深みが感じられるアレンジになっているのではと感じました。楽しみに見ます。

自分ではどうしようもないこと、という台詞は、どうにかしようとしてもがき苦しんだ末に出てくるもの。作者も含め、そんな経験をしてきた人には、大いに響く作品だと思いました。いい映画です🎞

映画も良かったけど、この解説もいいわ。もう一回観に行こう。

説明の中で入る劇中写真を見て思うけど眼差しがめちゃくちゃ良い映画ですよね なんかそれぞれのキャラが何かを見てる顔だけで泣ける

ちょうど今日観て、感想聞きたかったからうれしい フィルムの映像がよかった

あまり予告もやってなかった（気がする）し、松村くんと上白石さんW主演てことで「恋愛映画」だと勘違いして敬遠してる層もいるんじゃないかな？ いろんな人に鑑賞してほしい、とにかく優しい作品でした

原作にはないプラネタリウムのエピソードや原作からの切り取り・脚色が良かった。

個人的にすごく心に刺さった映画で、泣いてしまいました 動画の後半の、社長の弟さんの30年後の光がたまたま届いたという考察はなるほどと思いました おまけの夜さんはたまに見た映画のレビューを見ていますがいつも面白い考察や意見で話もわかりやすくて好きです

私もpmsがひどかったです。毎回旦那さんと離婚を迫ってました。怒りをコントロールできず。萌音ちゃんは藤沢さんそのものでした。凄い女優さんです。

良い映画でした。 映画館は女性客が多かったです。 私も『ライアー・ライアー』以来の松村さんファンですが、かなり抑えた演技で良かったです。 一応、起承転結はありますが、「日常はこれからも続いていく」と感じさせる終わり方も良かったです。

宮沢賢治！本読んでずーっとなんか好きだなぁの起点になったのがそれだって思いました。すっきりしました、ありがとうございます😊

まず、PMSはアンタッチャブルな「病気」ではない。女性ならば多かれ少なかれある。その厳しいバージョン。そんな波がある同僚にパニック障害を持つ男の子が向き合うという話。最初のモノローグで解像度を上げています。そして、パニック障害についても同様に。女性の生理は触れていけないものではないし、そこをちゃんと可視化しているのが原作。そして、映像的に咀嚼して表現しているのが今作の映画だと思います。他人の苦しみは自分にはわからないけど、苦しむ人へ手を差し伸べることは出来るという映画なのだなと思いました。

職場の人たちがとっても優しくて温かくてあんな職場で働きたいなと思いました😌

あらすじ見て観るか迷ったけど、観て正解だった。

どこかのテレビ局の24時間番組はこの映画と障害者との向き合い方が真逆で良かった。障害者を利用した感動ポルノにならないように、マスメディアや我々消費者が気を付けないといけない。障害者は、優しくして欲しい訳ではなく、理解が重要だと思います。

この動画を見て絶対見ようと決めました！

君の名は。の三葉 すずめの戸締まりの椅子 の組み合わせですね。 大きなアクションもないし、地味な展開の連続だけれど、普段の他人の生活を垣間見れた感じ。 この距離感も尊い。

これから二回目見に行くので拝見しました！自分が気がつかないところまで柿沼さんは解説してくださるので毎度ありがたいです😮

トットちゃんについで、柿沼さんの優しい視点が出ている動画でした。ありがとうございます

終盤のプラネタリウムの語りで、ひとりで密やかに拍手してました。

目に見える成長や克服で終わらせてないという解説はなるほどなーと思いました。

まぁ難しいテーマを明るく描いててよかった

オチのない映画っていう感じだったけどなんか新鮮で良かったです ちょくちょく笑えるシーンもあって起承転結ではなかったけどつまらなくならないように工夫されてるなぁと思いました

パーフェクトデイズ 難しく解説お願いします🙇‍♀

みたい

21:44

太陽が動いてるほうが自然に時の流れで夜明けが来る感じあるけどな。自分が回ってるってことはかんばってる感あるじゃん。比喩に突っ込むのも野暮だけど。

わたしが観なきゃいけない作品だ

あっさりしすぎて退屈やったけどな。