【青空文庫の朗読】島崎藤村『刺繍』 

しっとりしたお声が自分の中に沈殿してゆくような感覚が好きで、みなみさんの朗読はいつもアップを心待ちにしています。今回はバツイチの自分にとって身につまされる切ない話で、読後まる １日たってもボー然感が止まりません。

記憶にないので初めて島崎藤村さんの作品に実際に触れたんだと思います。恋々とする男性の物語。ジェネレーションギャップもあるかもしれないけれど、それより、傲慢になっているときは幸せや幸運に気がつくことができない、人生の波を客観視できるようになろうという訓話かも。現代の社会観や夫婦観を当時にあてはめるのは反則でしょうが、”刺繍も売ったらもっと同志になれたのに”なんて思ってみたり。 大塚さんの最後の姿とおせんさんの姿に、人生時間軸の違いによる、前を向くか後ろを向くかの違いが表れていて切なく感じました。 朗読ありがとうございました。

アップありがとうございます😊 島崎藤村は好きなので嬉しいです！

とても楽しく拝聴させていただきました。田山花袋の布団を彷彿とさせますね。それを格調高くしたような印象を受けました。

いつも素晴らしいお声の朗読をありがとうございます。 「刺繍」を書いた年月は分かりませんでしたが、大正時代には違いないでしょう。 島崎藤村は姪を愛人とし、あげく妊娠させているので良い印象は全くありません。 作品はやたらとロマンチックですが、、、。この作品をよく分析してみると、主人公は 愛情というよりは性欲で妻と繋がっていたのだと感じます。身勝手な男なのではないでしょうか。

「花と花とを縫う糸はけさ萌えいでし青柳」箏曲の「打てや鼓」の詩が好きです。確か藤村の詩だと思います。美しい素直な方なのですね。

みなみさま島崎藤村作「刺繍」朗読ありがとうございます。いま気づきました。藤村の作品って「破戒」とか詩集しか知りませんでした。新しい出会いに感謝です。

田山花袋《蒲団：夜着の襟の...際立って汚れているのに顔を押附けて...なつかしい女の 匂いを嗅いだ。》十代に読んで、思い出しては硬直させたものだが、 今となっては『刺繍』朗読にしみじみと癒やされる。 『伸び支度』のときも思ったが、瑞々しい繊細さは藤村独特のものか。

男の気まま、後悔先に立たずの見本ですね、でも、反省し、 生まれ変った人性に。僕でも、亡くした妻と交わしたラインを保存し 今頃に多く謝っている。 抑揚 の素晴らしい みなみ朗読、感謝。

若さの秘訣は、恋愛💘 幾つになっても、恋をしましょうね🥳

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