【馬毛島への自衛隊基地整備】基地着工から半年 種子島のスーパ店頭にも「変化」が・・・ Jチャン＋特集(7月12日(水)放送) 

馬毛島で自衛隊基地の建設が始まって半年。
馬毛島の島内はもちろん、多くの作業員が寝泊まりする種子島でも、様々な変化が起きています。
西之表市で創業50年を超える老舗のスーパーは。原料価格の値上げが続く中、様々な改革で経営の改善を重ねて「地元の素材」と「手作り」にこだわっています。
しかし、今、頭を抱えているのが、店頭に並ぶ魚の減少とのこと。
馬毛島の工事が始まった頃から段々3分の2になり半分になり・・・。
朝の港には複数の漁船が行き来していますが、どの船も、掲げているのは海上タクシーの旗印です。
漁はせず、作業員ら関係者を乗せて馬毛島と種子島を往復しています。
この日、市場でせりにかかった魚はごくわずか・・・。
数日続いた「しけ」の影響はもちろんですが、この数年で海流が変化したためか、漁が変わったと指摘する声も複数あります。
統計データでも1980年代と比べるとすでにおととしの時点で、種子島漁協の漁獲量は大きく減少しています。
今年に入って基地建設による海上タクシーの需要で漁に出る船が減ったことや、漁の制限区域や漁業権が消滅した区域もあることがこの減少傾向をさらに加速させそうです。
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