この冬、朝里岳でスノーボーダーが行方不明になった。道警の空と地上の捜索から、遭難者がいる場所が絞り込まれた。遭難者がいるとすれば、沢沿いに点在する穴の中。空の消防士たちの北海道防災航空隊の作戦は、ドライスーツを着用した隊員をヘリから吊し、ひとつひとつ穴の中を捜索するというものだった。穴の入口の直径1メートル、深さ3メートル、膝まで水に浸かったスノーボーダーは、約40時間ぶりに発見、救出された。その全記録である。(2014.4.15 イチオシ!で放送)
21 апр 2015