【N1】JLPT試験対策単語集「政治」の単語と文法例文 - JLPT N1 online japanese lesson 

ご質問ありがとうございます。 おっしゃる通り「いかんで」と「いかんでは」は少し用法が違います。「いかんで」の場合、後件には何かの変化、及ぼされる影響についての記述が続く場合が多いです。 例1「支持率いかんで、選挙の結果も変わってくる」 例2「テストの成績いかんで、奨学金の額が決まる」 「いかんでは」の場合ですが、後件には考えられる結果のうちの一つが続くことが多いです。 例1「支持率いかんでは、今の政権も長くは続かないだろう」 この例文だと支持率次第で政権が続くかどうか2つの結果が考えられます。この結果のうち、会話や文章の中でより適したほうを選んで、後件に置くことになります。 もし、政権が続いてほしいという会話の中で使うなら 例2「支持率いかんでは、今の政権もまだまだ続きそうだ」 このように言い換えることもできます。 複数ある結果のうちの一つを選んで後件に置く、というのが「いかんでは」の用法になるので、ご質問の「後件には一つの可能性について述べる」というのは少し意味が違ってくるのかな、と思います。 とはいえ、後件に置いた結果になることを非常に強く求めていたり、ほぼ確実にその結果になるだろう、といった状況ではご質問されたような用法で使うこともあるかもしれません。また、「いかんで」と「いかんでは」を厳密に区別しなくても伝わることもあります。 「状況いかんで、様々な用法が考えられる」し、「状況いかんでは、ご質問された用法でも問題ない」可能性があるということですね。

@@jtcmawlamyine5595 ’複数ある結果のうちの一つを選んで後件に置く、というのが「いかんでは」の用法になる’とのご説明、よく分かりました。ありがとうございます。 試験問題に出たらこういうふうに考えて判断したいと思いますが、実際に使う時に前後の文脈も含めて考えた方がよさそうですね。 ありがとうございました。また新しい動画を楽しみにしています。

意見、ありがとうございます。参考にさせていただきますね。

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