文化・芸術に親しみを持ってもらおうと、高萩市文化協会は22日、同市春日町の総合福祉センターで「こども文化教室・一日体験講座」を開いた。同協会所属を中心とした10団体が茶道や華道、吹奏楽などさまざまな講座を用意。参加した市内在住の子ども49人が団体の会員に手ほどきを受けながら体験を楽しんだ。
同教室は新型コロナの影響により5年ぶりの開催。教室前には子どもたちを歓迎しようと、吹奏楽と合唱団によるウェルカムコンサートも実施され、軽やかな音色と美しいハーモニーを楽しんだ。
その後、子どもたちは琴、吹奏楽、茶道、民謡、合唱、書道、組みひも、華道、剣道、フラダンスの10ブースを自由に巡回。茶道や華道、民謡といった日本の伝統文化ブースでは真剣な面持ちで、会員から所作や演奏法を学ぶ子どもの姿が目立った。
七つのブースを回ったという小野雄生ちゃん(4)は「剣道が一番楽しかった。またやりたい」と感想。会場の様子を見守った書家で、同協会長の鈴木赫鳳さんは「普段はできない体験をしてもらった。これをきっかけに文化、芸術に少しでも興味を持ってもらえれば」と笑顔を見せた。
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25 июн 2024