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しながわのチカラ 受け継がれるまちの音色 

品川区公式チャンネル しながわネットTV
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ナレーション「お祭りが近づくと、どこからともなく聞こえてくる太鼓と笛の音。品川神社のお祭りでは、神輿の横につけた太鼓を叩く人。そして笛を吹く人の姿。この演奏は品川拍子と呼ばれ、品川区の無形民俗文化財に指定されている」
品川拍子保存笛睦会会長 大越さん「神輿を上げたり下げたり、ここで少し待てとか、合図を全て太鼓と笛であらわして、運行して行くというのが大きな特徴ですね」
ナレーション「.一方、鹿嶋神社のお祭りで披露されるお囃子は大井囃子。こちらも品川区の無形民俗文化財に指定されている」
大井囃子保存会会長 高林さん「文政3年からの伝統ですから、伝統にこだわらないと、継承もできないし、伝承もしていかないと思う」
ナレーション「江戸の頃から続く郷土芸能。昔も今も変わらないお囃子。まちの音色は脈々と受け継がれている」
ナレーション「午後7時。北品川1丁目の町会会館。子どもたちに品川拍子を教える地域の大人の姿がある。普段の練習は町会ごとに月に1度。お祭りの2週間前からは練習が毎日続く。太鼓にあわせて鳴らす笛は太鼓が上達してから始めるそうだ。代表の篠原さんが子どもたちに教え始めたのは昭和63年頃」
北一子ども大拍子会・代表 篠原さん「私は商売をやっていて、お店のお兄ちゃんが太鼓叩いたり笛吹いたりする姿を見て、親しみを感じて僕に教えてくれないと来たのが最初です。子どもたちの年々上手になって行く姿を見ているというのは、大変さもありますけど楽しみです」
ナレーション「品川神社のお祭りが迫り、北品川の全ての町会から笛や太鼓を担当する子どもたちが集まった。品川拍子の全体練習。ここで中心になるのが品川拍子保存笛睦会。昭和29年に結成以来、品川拍子の伝承に努めている」
品川拍子保存笛睦会会長 大越さん「私も幼稚園入る前からおじさんから、いつも大拍子の稽古をつけていただいたという記憶があります。地元の先輩たちも稽古をつけてくれて教えてくれる方々がたくさんいましたので、みなさんが一つになって伝承しているものです」
ナレーション「神社の神前で舞う『品川神社の太太神楽』。戦国時代の元亀(げんき)から天(てん)正(しょう)の頃に生まれたと伝えられている。この品川神社太太神楽のなかの太鼓をヒントに演奏者だった嶋田長太郎が、明治20年代から30年代にかけて生み出したのが『品川拍子』といわれている」
品川拍子保存笛睦会会長 大越さん「太太神楽のなかに品川拍子という演奏がありまして。我々が大拍子を叩く品川拍子は、テテスク テテスク テンステスクテン。太太神楽の演奏にお祭りのお囃子の演奏を加えて、今の品川拍子ができたといわれている」
ナレーション「毎年、お祭りが近づくとそれぞれの町会で、太鼓のバチを作る姿が見られる。自分たちで竹からバチを作りお祭り本番を迎えるのが伝統になっている」
             
ナレーション「.品川神社のお祭り当日。子ども神輿の渡御。太鼓を叩くのは子どもたち。練習の成果を果たすために一生懸命な姿が見られた」
品川拍子保存笛睦会会長 大越さん「品川の地元の人たちを大切にしてほしい。絶えることなく続けていただきたい」
ナレーション「そして、こちらは大人の神輿。神輿をリードする太鼓と笛の音。太鼓と笛の阿吽の呼吸で奏でられる品川拍子。お祭り当日は太鼓と笛に自然と熱が入る」
品川拍子保存笛睦会会長 大越さん「これからも若い人たちに伝承して、未来につなげて行きたいと思っています」
ナレーション「地域の大人から子どもへ。先輩から後輩へ。品川拍子の音色は、このまちで受け継がれていく」
ナレーション「滝王子児童センターでは週に1度、大井囃子保存会の小学生から高校生のメンバーが稽古に励んでいる。大井囃子は江戸の頃から、このまちに伝わるお囃子。年に2回ある鹿嶋神社のお祭りで演奏するほか、昭和50年代からは老人ホームなどへの慰問活動も行っている」
大井囃子保存会 会長 高林平八郎さん「文政3年に大井村原、郷士の倉本彦五郎が発起人になって、目黒から目黒囃子の人を呼んで地元の有志を集めて稽古をつけてもらった。明治の初期頃に大井囃子として格調を持つようになった」
ナレーション「普段の練習では騒音の問題で本物の太鼓が叩けない。そこで自動車のタイヤを木に貼り付けて代用している。かつてはタイヤを、そのまま叩く時代もあった。大井囃子を教える山崎さん。お囃子のキャリアは60年を越える」
指導者 山崎誠二さん「お囃子を変えちゃいけないんですよね。伝統の大井囃子をそのままの形で残すのが目的です」
ナレーション「大井囃子を始めて30年を越えた大谷さんは継承代表として、今後が期待されている」
継承代表 大谷麻紀子さん「音符がない世界ですので言葉だったり自分の手を見て覚えてもらうということで練習を重ねて行けば行くほどうまくできる。長く続いているものなので、(継承代表は)とても重責だなとは感じています」
ナレーション「さて、みなさんは東京のお囃子のルーツをご存知だろうか。祭り囃子の源流は葛飾区の葛西神社で演奏される葛西囃子。江戸時代の中頃に葛西神社の神主・能勢環(のせたまき)が創作。それが江戸のまち全域に広まり各地の祭礼に用いられたといわれている」
葛西囃子保存会 前会長 小林冨美男さん「葛西囃子が原点みたいです。神田囃子辺りは似てますけど、目黒囃子の演奏を聴くと、やっぱり違います。その土地土地でだいぶ改良されちゃうと思うんですよね」
ナレーション「鹿嶋神社のお祭り当日。神楽殿から聞こえてくる笛、鉦、太鼓。この日、大井囃子が披露された。江戸の頃から伝承される大井囃子。かつて、消滅の危機があった」
大井囃子保存会会長 高林さん「戦後は羽田から北品川、囃子が盛んなんですね。みんな      と交流して行くうちに混じってごちゃごちゃになった。結局は、その囃子に馴染んでしまった。大井囃子がそこで無くなりかけた。それで西大井1丁目で大井囃子を提案したら町内あげて応援してくれて発起人だけで200人近く」
ナレーション「まちの人たちの協力で昭和36年大井囃子保存会が誕生。発表会を開催して大井囃子の音色が再び鳴り響いた。そして、お祭りを盛り上げるために新たに獅子舞も取り入れることになった。大井囃子保存会の現在の会員数は約50人。大人たちは仕事などの都合で、なかなか参加できない。この日も全員揃うことはなかったが参加できなかった仲間たちの思いも込めて演奏された」
継承代表 大谷麻紀子さん「慣れ親しんだ品川区で、こういった文化をつないでいくということに魅力を感じてますので、生まれ育った品川区で頑張っているところですね」
ナレーション「江戸の頃から続く郷土芸能や伝承文化。昔も今も変わらない『まちの音色』は、人と人のつながりから生まれ、そして、受け継がれていく」

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27 дек 2016

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