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やっかいモノの雪を宝モノに「データセンター」の冷却に活用⇒廃熱で温めた水でウナギを養殖…雪の恵みでマチの知名度も“うなぎのぼり”へ 

HBCニュース 北海道放送
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雪かきの苦労に、交通障害、ときに事故も引き起こす、やっかいモノの雪を使って、マチの新たな特産品を作ろうと取り組む研究者がいます。
 5年に渡る研究でたどりついたのは、あの魚です。
 猛吹雪の住宅街、今月1日の北海道美唄市です。
美唄市民
「ハンパでない」
「後期高齢者にはキツイ…」
 そんな肉体疲労時のスタミナ補給に、脂ののった「うな重」はいかがですか?
松本雅裕記者
「このスタミナたっぷりのウナギを、北海道の雪を使って養殖するプロジェクトが進んでいます」
技術開発した雪屋媚山商店 本間弘達社長(55)
「泳いでいるのがウナギですね。かば焼き屋さんで出しているウナギと同じ種類」
 美唄市の郊外、雪原にある温室で、なんとウナギが泳いでいました!
 体長は30センチほど。
 先月、静岡からやって来たニホンウナギの稚魚、3500匹です。
 ここは北海道内では初めてとなる、ウナギの養殖場です。
雪屋媚山商店 本間弘達社長
「ウナギは生態が解明されていなくて、養殖場では基本的にふ化しない。海産物ですので、川に上がってくるときに、漁で捕まえたものを育てる」
 養殖場の仕掛け人は、雪の利活用を研究するエネルギーの専門家です。
雪屋媚山商店 本間弘達社長
「いま(水温は)26.5℃です。30℃まで上げると餌をよく食べる」
 外の気温はマイナス10℃に迫る厳しい冷え込み。
 一方、ウナギの生育には、27℃から30℃と、やや高めの水温を保つ必要があります。
 海も湖も無い内陸で、どうやってウナギを育てるのでしょうか。
 ヒミツは、温室の外にありました。
雪屋媚山商店 本間弘達社長
「ここは雪をためる雪山のスペースなんですけど、美唄市の道路の除排雪で捨てる雪が入ってきます」
 温室のそばには、企業がデータの保管などに利用している「ホワイトデータセンター」があります。
 年中無休で動く大きなコンピューター、「サーバー」からは常に高い熱が出ています。
 放っておくと機械が壊れてしまうので、冷房が必要になりますが、ここでは市内から集めた雪の冷気を使って「サーバー」を冷却。
 一方、サーバーから出た廃熱は、温室に送られてウナギが住む水を温めているのです。
 そして大量に使う水も…。
雪屋媚山商店 本間弘達社長
「雪をとかしてて雪どけ水で育てている。雪どけ水って分子の粒が小さいので、餌の吸収がいいのではないかと思って」
 通常1年かけて育てる稚魚が、雪どけ水を使う美唄では、半年で出荷できるほどの大きさに成長を促す可能性が期待されています。
 熱も水も、すべて雪からまかなうため、費用がかからない、夢のようなビジネス。
 しかし、ここに行きつくまで試行錯誤の連続でした。最初は…「アワビ」
雪屋媚山商店 本間弘達社長(2019年)
「その辺にたくさんいるかなと思うんですけど…」
松本雅裕記者
「美唄産のアワビです、いただきます。歯ごたえがコリコリしていておいしいです」
 しかし…
雪屋媚山商店 本間弘達社長
「アワビは(出荷まで)3年かかる。お金も3年入ってこないってことなので…」
 続いて挑戦したのは「ウニ」。
松本雅裕記者(2019年)
「うわー立派なウニですね」
雪屋媚山商店 本間弘達社長
「イタドリという、その辺に生えている雑草を食べてさせている」
松本雅裕記者
「(試食して)マイルドな苦み…やわらかい苦みが…」
しかし…
雪屋媚山商店 本間弘達社長
「アワビもウニも育つことは分かったんですよ。ただ研究と事業では話が違うので…」
 5年にわたる研究の末にたどりついたのは、生態がナゾで、育てるのが難しいとされる「ウナギ」でした。
雪屋媚山商店 本間弘達社長
「難しいということは他の人があまりやらないということ。そこがビジネスチャンス」
 世界がまだ見ぬ、雪エネルギーで育ったウナギは、その名もずばり「雪うなぎ」。
 地元では新たな名物にしようと盛り上がっています。
 この日、市内のイタリアンレストランの協力で、「雪うなぎ」を使った料理の試食会が開かれました。
 日本だけでなく、世界で食習慣があるウナギ。
 いろいろな料理にアレンジできる万能な魚です。
参加者
「とてもおいしいです」
「こんな内陸でウナギって想像つかないんですけど、新しい特産になればいい」
 大雪で膨らむ除雪費に悩まされている市長も…。
美唄市 桜井恒市長(40)
「おいしいです。雪を見ると除雪の心配のほうが勝る部分が多いんですけど、“ウナギの街”、“うな丼の街”、米も含めて“うな重の街”というのはおもしろいと思います」
雪屋媚山商店 本間弘達社長
「雪かきしないといけないですし、やっかい者なんですけど、どうせ雪かきするのなら、そのやっかい者をうまく使いたい。雪があるからこそ幸せなんだと、雪国が思えるぐらいやっていきたい」
 「やっかいモノ」の雪を「宝モノ」に。
 雪の恵みで、この夏はウナギの人気もマチの知名度も「うなぎのぼり」の予感です。
 養殖事業を手掛ける ホワイトデータセンターは、今年夏の土用の丑の日、7月24日の本格出荷を目指しています。
 道産ウナギの「うな重」を今年は食べることができるかもしれません。2024年02月20日(火) 18時06分 更新
#北海道 #ニュース #HBC
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15 сен 2024

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Комментарии : 13   
@うと_ゲームすき
@うと_ゲームすき 6 месяцев назад
3:44 おい、雪解け水の分子が小さいってなんだよ
@nahcki1163
@nahcki1163 6 месяцев назад
新元素でも入ってるんじゃないですか(笑)
@kmjyh
@kmjyh 6 месяцев назад
すごいこと考えますね。アワビ→うに→うなぎといろいろ試行錯誤されたんですね。素晴らしいです。
@SadoleNijino
@SadoleNijino 6 месяцев назад
焼き鳥など名物はあるにはあるんだが、どうあがいても人口減には対抗できないんだよなぁ。 まぁ旧産炭地とはいっても市街地は平野部かつ札幌・旭川の中間という立地のおかげで、ほかよりはこれでも緩いけども。 自分自身も出て行ったクチだから、何とも言えんけどもずっと気にはしてる。 雪を夏の冷房に活用してるマンションもあるし、元々結構積極的に活用はしてるんだけどね。
@cannabis3924
@cannabis3924 6 месяцев назад
何が凄いって何年もめげずに続けて売り上げが立ちそうって事 俺なら三日で投げ出すw
@yoshiyukianayuki1172
@yoshiyukianayuki1172 6 месяцев назад
北海道の不要な雪を首都圏に持って来れたら夏の暑さが和らぐかも なんか活用出来ないのかね
@aiueokakikukeko288
@aiueokakikukeko288 6 месяцев назад
札幌ドームを雪捨て場にすれば冷房用に夏まで持つんじゃない? どうせドーム誰も使わないでしょ?
@KS-yg8pq
@KS-yg8pq 6 месяцев назад
草。
@三郎ドコモ-s4l
@三郎ドコモ-s4l 6 месяцев назад
ダムまで運んでためとけば。
@uvacha7032
@uvacha7032 6 месяцев назад
シラスウナギと餌代が高額なのに、費用のかからない夢のようなビジネスってなんだよ笑 そもそも内陸で養殖するメリットが無さすぎる。 数年後にはまた違う種を養殖してそう。
@s190309
@s190309 6 месяцев назад
画面で「光熱費ゼロ」と断ってるし、稚魚と餌代は別にかかることくらい言わんでもわかるだろ
@new-nyanco
@new-nyanco 6 месяцев назад
雪をやっかいものだなんて思ってことないわ
@直樹稲田
@直樹稲田 6 месяцев назад
1992年から現在も私の家と両親の家に侵入している組織の正体は731部隊である稲田直樹
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