Тёмный

カナディアンワールド~ドローン空撮 民間での営業を継続しており廃墟マニアの間で「生きた廃墟」と呼ばれている 北海道芦別市にあるテーマパークで「赤毛のアン」をモチーフにプリンスエドワード島の街並みを再現 

23's ADVENTURES
Подписаться 1 тыс.
Просмотров 1,3 тыс.
50% 1

カナディアンワールド
北海道芦別市黄金町にある「赤毛のアン」をモチーフにしたテーマパーク
1984年に芦別市が三井芦別炭鉱の閉山による産炭地の斜陽化の対策の一つとして旭町油谷地区での大規模観光開発計画「憩いの村建設基本構想」を設立、計画案を委任した東急エージェンシー北海道支社が提案した市の澄んだ空気で星が綺麗に見られる特徴を活かした星をテーマとした地域活性化策「星の降る里構想」の提案を元に芦別レジャーランド(後の北の京芦別)等の既存観光資源を生かした「北斗七星観光ライン」ゾーンとの相乗効果による観光集客を見込み観光事業計画の策定を開始した。
国の産炭地域活性化支援事業の支援を受け1987年2月に星と天体をテーマとした観光レジャー施設を中心とした100億円規模の地域振興計画「星の降る里ワールド基本計画」を策定し、1987年10月には一部を見直した事業計画を決定し油谷地区の炭鉱跡地230ヘクタールに総事業費70億円で屋内型ウォーターパークを中心に小説「赤毛のアン」のテーマパークと200名規模のホテルを建設する内容とされた。
東急エージェンシー役員の木村王一が北海道と同じ北方圏のプリンスエドワード島を視察し、木村の夫人が赤毛のアンのファンだった事も影響し赤毛のアンを用いた開発提案となった。
1988年8月には収支計画の検討の結果ウォーターパーク計画を撤回し156ヘクタールでの「カナディアンワールド」計画案を発表。
第一次計画として48ヘクタールに39億円の事業費で赤毛のアンのテーマパークとそれを取り巻く形でラベンダー畑とハーブ畑の建設、
第二次計画として108ヘクタールの敷地にリゾートホテルやコテージ、森林レクリエーション施設を31億円で建設とした。
1989年6月にラベンダー植栽を開始し8月30日に着工し約52億円の工費を投じて建設
1990年7月29日にテーマパーク「カナディアンワールド」として開園。開催時にはプリンスエドワード島にあるものを忠実に再現した「赤毛のアンの家・グリーンゲイブルズ」や「リンド夫人の家」、「時計塔・セントジョン」などが整備され、開業時には「カナダをテーマとしたものでは日本最大のテーマパーク」とされていた。
またJR北海道は来場者輸送のために快速「ミッドナイト」用車両を使用し札幌駅から函館本線滝川駅経由でそのまま根室本線に入り芦別駅まで直通する全車指定席の臨時快速列車「北の京&カナディアンワールド号」を運行した。
開園をきっかけとしてアンの故郷であるシャーロットタウン市との交流を開始し1993年には正式な姉妹都市提携を締結した。
しかし、赤毛のアンの人気は「カナディアンワールド」の集客には直結しず入園料・飲食代・土産品価格の高さやトイレ設備の少なさなどから市民の間でも「一度行ったらもう十分」という批判の声が公然と上がった。
芦別とカナダは気候風土が似ているだけでカナダを再現する必然性が低く、また家族が快適に過ごせる勧業を考えていない事も入場者減少の大きな原因とされる。この他ラベンダーの植栽管理や接客態度の悪さ、冬季の集客策やインドア政策の皆無等も指摘されていた。
年間入場者数は最多だった1991年度で約27万人と当初目標の40万人を大きく下回り早くから入場者数が低迷して業績不振に悩まされることになった。
特に冬季は入場者数が少なかったことから1994年から冬季は休園するようになった。
1991年6月に直営大型レストラン「ハートランド」と1992にはミニSL「カナディアンロッキー」、1995年にアンティークオルゴール間開設等の設備拡充や従来市民向けだった年間フリーパスポートの市外者向け販売やリピーター・ファミリー割引といった入場割引の拡充を行うも営業実績は一向に改善しなかった。
「カナディアンワールド」の不振により巨額の債務を芦別市が抱え込むことになったことを受けて1995年に市長が引責辞任しその後任を選ぶ市長選挙はカナディアンワールドの是非が主要な争点として行われる事となり、存続を訴えた林政志が当選。その後も債権を果たせず赤字続きとなっていたため、1997年9月に星の降る里芦別は臨時株主総会にて単独での事業断念を決定、10月に市民公園化案が提出され閉円して無料の公園として再出発させることになり1997年10月に閉園した。
1998年4月には市民公園化の公聴会を行い、1999年1月には設備資金返済期限を2033年まで10年再延長と金利0.5%に減額の第二次金融合意を決定し損失補償額37億円に再々設定した。
【市営公園時代】
1999年7月4日に星の降る里芦別から用地と施設の25年間無償貸与を受け「芦別市営カナディアンワールド公園」として開園し、無料開放された。
園内34施設のうち展示施設としてアンの家グリーンゲイブルズ、事務所としてポストオフィス、休憩所としてリンド夫人の家の3施設を市の直接管理とし残りのうち15施設にテナントを入居させた。しかし無料化後も年間約1億円の維持費がかかったことから、星の降る里芦別の累積損失はその後も膨らみ続け2007年8月2日に札幌地方裁判所から自己破産の手続き開始決定を受けた時点で負債総額は約75億円に達した。
そして、損失補償契約を結んでいたことから、同年6月に成立した調停で負債のうち約32.4億円を芦別市が19年かけて分割返済することになった。
こうした経緯から経費の掛かる施設や設備等の運用は大幅に縮小されることになった。
2019年度は開園機関である2019年4月27日から10月20日までの営業をもって市営公園としての運営は終了の方針が決定した。
【市営公園時代】
2019年10月に芦別市は園内のテナントなどでつくる任意団体「カナディアンワールド振興会」の要請を受けて公園施設などを団体に無償で貸し出す方針を固め、2020年度は同振興会の運営により土日祝日などに限定して開園された。
2020年4月1日「カナディアンワールド振興会」が芦別市より正式に借り受け運営することが決定。名称を「カナディアンワールド」に変更。
2021年からは4月下旬から10月下旬の土日祝限定で開園する。
2024年現在も生きた廃墟として廃墟マニアには有名な場所ですが、朽ちた施設には良い意味でのレトロな風合いが出ており今だからこそプリンスエドワード島「赤毛のアン」の村を感じられる風格が出たように感じました。
北海道芦別市に行く機会があれば生きた廃墟「カナディアンワールド」に立ち寄って風合いをご堪能してみて下さい。
#廃墟探索
#カナダ
#蘆別市
#バブル遺産
#廃テーマパーク

Опубликовано:

 

22 авг 2024

Поделиться:

Ссылка:

Скачать:

Готовим ссылку...

Добавить в:

Мой плейлист
Посмотреть позже
Комментарии : 11   
@user-dl2oj3je8o
@user-dl2oj3je8o Месяц назад
懐かしい。 園内に簡易郵便局がありました。
@2323peterpan
@2323peterpan Месяц назад
コメントありがとうございます♪ まだフル営業されていた時に行かれたんですね! 僕もラベンダー畑を見たかったです。
@keitafujimoto2517
@keitafujimoto2517 Месяц назад
なんか裏話が、😅しかしここも規模が、凄いですねぇ‼️建物もデザイン素晴らしい…今回も、いい動画ですな~~😁
@2323peterpan
@2323peterpan Месяц назад
いつもコメントありがとうございます♪ バブル期に作られた建築物は無駄にお金が掛かっています💰 プリンスエドワード島にある時計塔やアリスの家などしっかり再現されていますが、残念ながら「赤毛のアン」では集客に繋がらなかったそうです。 そもそも北海道では冬季の営業が難しいので他のテーマパークも多くが閉園していました🫣
@user-mo4jo6en2j
@user-mo4jo6en2j Месяц назад
未成道だった国道452号の行き止まり近くに建設したのが間違いかもよ、2030年には未開通部を建設中の国道452が旭川迄全通する様だからお客さん増えるんじゃないのかね。
@2323peterpan
@2323peterpan Месяц назад
コメントありがとうございます♪ おっしゃる通り私が来園した時も国道452号はその先が通行止めとなっていました。 建物もどんどん風化しており2030年までキープできるか心配です😔
@user-gf1uh5pj3u
@user-gf1uh5pj3u Месяц назад
1967年に 芦別を出ました。炭鉱は芳しくない状況は小耳に挟んでました。 道外に居る間に カナディアンワールドが出来たよの友人から。耳を疑いました、えっ? 半年も雪に囲まれてる地域に 広大な 土地の除雪、維持管理、考えて構想した? 本当に呆気に取られました、考えたのかしら 信じられませんでした。 炭鉱も危なくなり 人口減少して 高校は2校!閉校の有様なのに テーマパーク??? 一度 知らせてくれた友人が連れて行って来れました(1993.10.09  のチケット保管、北向きの窓下に 雪がありました。 広大で気持ちはいいですが・・・・この後 どうするのかしらね? 国道38号線が救い?根室本線、函館本線、今は廃線・無人駅 ブチブチ切れ。それでも その後に富良野のラベンダーが有名になり 途中寄ってくれたらいいなぁと思ってました。 ドローン映像有難うございました。
@2323peterpan
@2323peterpan Месяц назад
コメントありがとうございます♪ おっしゃる通り北海道では冬季に来場者数が激減して閉園してしまったテーマパークが幾つもあり年間を通して収益を維持するのには難しい環境ですね。 当時の貴重なお話をありがとうございました。
@毛玉29Q
@毛玉29Q Месяц назад
バイカー向けの簡易施設を作ったり 参加は無料のコスプレイベントとか展開したり、マニアっぽい集客を長い目で出来ないものですかにゃあ ฅ^•ω•^ฅ勿体ないにゃ
@2323peterpan
@2323peterpan Месяц назад
コメントありがとうございます♪ おっしゃる通り何かに特化させて付加価値を付けた方が来客に繋がりそうですね〜 市営公園として運営してた時は維持費だけで年間1億円掛かっていたそうです😱
Далее