こんにちは、ご無沙汰してます。冨成です。この動画もいいですね。「コードを理解する」という動画とか、「教室」とか色々見るのですが、ほとんどが「m7はこういう構成」「dimはこう」「m7-5はこう」とコードの「音の構成」を説明するだけで、なぜそういうコードが生まれたのか、どういう時に「必要」になるのか、それを解説する人は少ないです。ポピュラー系の人で、主にDTMで音楽を作ろうとしている人向けに喋っている人は「鉄板のコード進行」といって「小室進行」とか「Just Two Of Us進行」を語る人はいますが、それも「そうなっています」と言いっぱなしで終わりです。少なくとも高免さんのようにルートからの度数で考え、「一つの調の中でのコードはいくつあるのか」と「それぞれの役割の違い」ぐらいは説明すべきだと思います。僕も生徒さんには「一つの調の中で出てくるコードは大体8つ。しかもパターンは決まっているので、そのパターンで覚えよう」といっています。でも巷に出回っている「コード表」は大抵がルート毎にコードを種類を横並びにしているだけ。あんなものじゃなく、それぞれの調の中で使う三和音、四和音をまとめて並べた方がずっといいのにと思っています。これからも頑張ってください。