サウナファンから「聖地」と呼ばれるウェルビー栄。13日、ここで行われていたのが「ショーアウフグース」の大会です。
「ショーアウフグース」とは「熱波」を送るパフォーマンスに照明や音楽を組み合わせ、ショーとしての完成度を競うもの。
名古屋などを中心に活動する熱波師22人が集まり13日と14日、中日本大会が行われています。
「私もアウフグースをやっているが、去年は出場者として来ていて今年は客として楽しみたいと思って来た。11日、12日の大阪からきてもういっぱいショーを見ているが、それぞれ工夫があって楽しい」(奈良県からの来場客)
この大会を勝ち抜くと世界大会に出場できるということで出場者だけでなく観客も熱く盛り上がります。
大会に臨む世界チャンピオンの佐野まゆ香さん
大会にひときわ強い思いを抱いているのが、ウェルビー栄で働く佐野まゆ香さんです。
実は佐野さん、去年のこの大会を勝ち抜き団体部門で世界一に輝きました。
「個人なので孤独、本当に自分との戦いなので自分を強くもっていかないとという感じ。先のことは考えず、きょうを生き延びることを考えています」(世界チャンピオン 佐野まゆ香さん)
個人戦の参加は初めての佐野さん。緊張の面持ちで演技に挑みます。
室温約70℃。13日のために用意したアロマを混ぜた水をかけ、室内に熱波を広げます。
15分の演技で観客を魅了
作品のタイトルは「おもひでのスパンコール」認知症の夫を持つ元ダンサーの女性が、夫にかつてダンサーだった頃を思い出してもらうためにもう一度踊るというストーリー。
約15分の演技。
「ウェルビー栄が好きでひんぱんに通っているが、本当にファンでよかったと思った」(観客)
「客の空気が温かかったので楽しく演じることができた」(世界チャンピオン 佐野まゆ香さん)
Q:次への意気込みは?
「日々一回一回を大事に頑張りたいと思う」(世界チャンピオン 佐野まゆ香さん)
この大会の結果は14日発表され、個人2人と団体2組が5月に行われる全国大会に出場します。
15 окт 2024