チベットの般若心経をご紹介します。
「般若心経」は、正しくは「(摩訶)般若波羅蜜多心経」と呼ばれる経典で「空」の思想を集約したものです。
日本で一般的に読誦されているものは、アニメや映画で有名な「孫悟空」に登場する三蔵法師こと玄奘三蔵が、サンスクリット原本から翻訳したものです。
般若心経の内容には2種類あり、小本(しょうぼん)と呼ばれる日本で読誦されているものと、「大本」(だいぼん)と呼ばれる、もう少し文章の長いものもあります。
チベットでは、サンスクリット原本からチベット語に経典が翻訳されました。そして般若心経は、通常、大本と呼ばれる長いものを読誦しています。(映像中に解説テロップが入っていますのでご覧ください)
さて、チベット語の経典読誦は、チベット以外でも、ブータンやモンゴルで行われています。
しかしブータンではブータン、モンゴルではモンゴルの訛りが加わります。
以前、モンゴルの僧侶さんにチベットの方と一緒にお経が詠めますか?と聞くと「難しい」というお答えでした。
文責:加藤悦子(「サンギーティの会」事務局長)
ホームページ(各国の般若心経がダウンロードできます)
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