マシン : メルセデス AMG GT3 '16
コース : レイク・マジョーレ
タイム : 1'58.880
タイヤ : レーシングミディアム
インプレッション :
なんだか最近妙にノれている真島龍です(笑)デイリーレース8戦目にして、ついに初勝利を挙げることができました。それはひとえにこのメルセデス AMG GT3のおかげです。それまでずっとGT3車両はスープラに乗っていたのですが、コーナリング (主に低速コーナー) に限界を感じ、スタイリングが好みだったAMGに乗り換えたところ、それまでの苦労がウソのように改善いたしました。同じハードタイヤなのかというくらいしっかりタイヤがグリップし、氷上を走っているようなスープラとは180度真逆のハンドリング性能に驚きを隠せませんでした。マシン一つでこんなに違うのかと…。コーナリング性能が劇的に向上したおかげでタイムも1秒以上速くなり58秒台に滑り込むことができました (世界ランカーは55秒台なんで全然遅いんですが…)。トヨタ在籍中なので、トヨタ / レクサス車で貫こうかと思っていましたが、どうしてもマシン特性によるコースとの相性はありますよね…。一途でいるのも大切なことかもしれませんが、状況に応じてマシンを使い分けるのもまた、上達への第一歩ですよね〜(チャンピオンシップ争いが関わる公式戦ではそんなことできませんけどね…)。まぁ、あまり細かく使い分けるのもそれはそれで、乗り換えた時の前車との違和感に手こずるかもなんで、今後直線番長はスープラ、コーナリングはAMG、雨はBRZといった使い方をしていこうかなと考えております。おっと、AMGのインプレッションができていませんでしたね。典型的なロングノーズ・ショートデッキによる、クルマ好きが好む美しきデザイン、ボンネットの長さからは想像しがたい軽快なコーナリング、グリルど真ん中に大きく佇むメルセデスエンブレムから醸し出さられる威圧感さえ感じるフロントマスク、優れた乗り心地…。その魅力を取り上げればキリがありませんが、欠点を挙げるとすればストレートの伸びのなさでしょう。コーナリングに優れたマシンなので、二足のワラジを…と贅沢なことは言えませんが、6,200ccというエンジンのスペックから見ると、もう少し伸びてほしいというのが正直なところ。それを除けば本当に素晴らしいマシンです。予選PP、ファステストラップ、そして優勝…。今回の結果が全てを物語っています。今後はさまざまなリバリーを施してラインナップを充実させたいですね！
15 окт 2024
