今回は根本美作子さんにマルセル・プルーストの「失われた時を求めて」(À la recherche du temps perdu)の魅力について、原書の一部を朗読していただきつつお話しいただきました。父親が新聞記者でパリ勤務だった関係でパリで少女時代を過ごした根本さんは本書を原書で読み、言葉の流れに魅了されるのだそうです。「失われた時を求めて」についてはコロナ禍の中、パリでコメディ・フランセーズの俳優たちが2020年11月から毎日、1時間ずつ入れ代わり立ち代わり朗読をしてRU-vidにUPしていました。根本さんによると、フランスでは朗読や暗唱が教育で重視され、口頭試問も重視されているため、「読む」ということはとても大切な行為だというのです。ぜひご覧ください。
5 окт 2024